パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

青森に紅葉を訪ねる―8(青函連絡船 八甲田丸)

さて、青森旅行と言えば、青函連絡船を語らずには終われない。 1908年に比羅夫丸が就航して以来、その役割は青函トンネルの開通により19883月に終えたとは言うものの、石川さゆりの「津軽海峡冬景色」の歌を思い浮かべる読者も多いだろう。

 

   https://www.youtube.com/watch?v=WuTVmWoR_RQ

 

但し、復活構想がある様だ。 東北新幹線は現在、青森が終点である。 これが青函トンネルを貫通して札幌に至ると、トンネル内での列車間の相互干渉(高速で通過する新幹線と対向路線の貨物列車とがすれ違う時の、空気の動き)が問題となるらしい。

 

そこで、貨物列車を青函連絡船で運ぼうと言う構想らしい。 費用(トンネルと船)に大きな差は、無いと言う。

 

   ――――――――――――――――――――――――

 

代々の連絡船の内、現存し展示されているのは、19648月に就航した八甲田丸である。  次の写真で、青森ベイブリッジの下に写っている。

 

   https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298241-d6676046-Reviews-Aomori_Bay_Bridge-Aomori_Aomori_Prefecture_Tohoku.html#photos;geo=298241&detail=6676046&ff=207508501&albumViewMode=hero&albumid=101&baseMediaId=207508501&thumbnailMinWidth=50&cnt=30&offset=-1&filter=7

 

次の写真は、八甲田丸の後部である。 陸側には、鉄道車両を引き込むための線路も見える。 もし青函連絡船が復活するとしたら、ここを貨物列車が頻繁に通るのであろう。

 

   http://media2.picsearch.com/is?-YTTkH0tyPQcIFfaRpKXjPIRuc8A3Ug6ZJ3Ezi4xNoI&height=240

 

全長132m、全幅17.9m排水量5,382トン、総出力12,800馬力の八甲田丸は、B1(エンジンルーム)・1F(車両甲板)・2F(船楼甲板)・3F(遊歩甲板)・4F(航海甲板)の全てが公開されている。 例えば、1Fの車両甲板では、本物の車両が当時のまま展示されている。 

 

   http://img.pics.livedoor.com/011/6/c/6cd89ca7f26f302cd42b-1024.jpg

 

しかも単に保存されているだけでなく、今にも動きそうなレベルで維持されていた。