薬局でボッタクリ(?)に遭う
受付の番号札を持って順番を待っているが、なかなかよばれない。 否、2〜3人分の順番を飛ばされている??? そこでガラス越しに調剤室内を見ると、薬剤師が長〜い袋をチェックしている所だった。 どうも、私の分らしい。
つまり、マドパー配合錠は朝晩半錠ずつなので、半錠ごとに包装し、中身の状態を目視検査しているのである。 8週間分で朝晩服用するので、8×7×2=112袋になる。
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程なく番号のアナウンスが待合室に流れたので、指定のカウンターに行った。 受け取った処方薬を見ると、マドパー配合錠は半錠ごとの包装、ビ・シフロールはPTP包装のままだった。 薬剤師が、
「こちらがお薬手帳のシールになります。 合計で、○○○円です」 (薬剤師)
と言ったので、妻が
「お薬手帳は、持ってませんけど?」 (妻)
と指摘した。 薬剤師は慌ててコンピュータの画面でマウスを操作し、
「失礼しました。 ○○○円になります」 (薬剤師)
と、訂正した。 差額は僅かでも、不要なものにお金を払う必要はない。 第一、処方履歴がコンピュータに残っているので、過去、お薬手帳用のシールを発行していない事は、分かっているハズである。
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代金を支払い、薬局を出る時、妻が
「(お薬手帳に貼る)あのシールって、サービス(無料)じゃなかったのね?」 (妻)
と言ったので、私は
「あれも保険点数の内。 世の中、無料ってないんだよ」 (私)
と、教えた。 そもそも、処方箋を持った患者が薬局に来訪し、
「いらっしゃいませ」
と処方箋を受け取った段階で、既に保険点数が加算されているのだ。
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それに、錠剤を半分に割り、半錠ずつ包装するのも「調剤」であり、当然、保険点数が加算される。 PTP包装のまま受け取って、自分で割って服薬すれば、安価となる。
つまり、頼んでもいない「調剤」、しかも必ずしも必要でない「調剤」を実施して点数を、そして料金を加算している。 まぁ、これをボッタクリとまでは言わないが、せめて調剤前にどちらにするか尋ねてくれてもよい。
実際その調剤薬局で、私は処方箋を受付の女性に渡す時に、言ってみた事がある。