パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

確定申告と還付

さて、3月15日に確定申告の受付締切日がやって来た。 私は2月16日に受付開始となってから、程なく提出したので、まぁ、締切日は気にならない。 ただ、気になる・・と言えば、所得税(プラス復興特別税 ・・以下同じ)の還付日だ。 と言うのは、去年は締切日を過ぎて1週間程して還付金が振り込まれたからである。 つまり、3月15日をもって「確定」と見做すのだろう。

 

そこで、3月下旬に通帳を記帳して驚いた。 3月7日に振り込まれているのだ!?! 確か、確定申告受付中は、何度でも修正申告が可能で、最も新しい日付のモノが採用される。 つまり、3月7日時点では、まだ(修正申告書が提出されるかも知れず)確定していないハズである。 それなのに、なぜ、こんなに早いのか?

 

まぁ、還付時期は早いに越した事は無いので、別に不満があるのでは無いが、これが、修正申告書の提出を躊躇させる結果にならないのか? ・・と言う疑問は残る。

 

   ――――――――――――

 

さて、その金額であるが、4万円とチョットであった。 私が提出前に計算すると、3万円とチョットであった。 その時、

 

   「赤字が多い割には、還付額が少ないなぁ・・」

 

と思ったら、その額は、所得税を納めた金額に等しかった。 つまり、いくら赤字が多くても、『納めた金額以上には還付されない』・・と言う当たり前の結論となっていた。 では、どうしたら良い(=還付額が増える)のだろう・・

 

私は、(投資信託の)所得税は、源泉徴収付きの特定口座として支払っている。 これはこれで納税関係が完結しており、それらを確定申告をする・しないは、自由である。 つまり、それらの口座の中から黒字の口座のみを申告書に加えれば、還付額が増える事になる。 尚、口座毎に、申告をする・しないを自由に選択できる事は、予め税務署に確認してある。

 

そこで、まだ確定申告に加えていないで、且つ、黒字の口座を探した。 すると、〇玉〇そな銀行のファンドラップを見つけた。 そしてこの利益を確定申告に加えたら、3万円とチョットが4万円とチョットになったのであった。

 

勿論、その後、市役所に行って、

 

   「市民税の確定申告から、株式の譲渡損益と配当益を除外したい」

 

と言うのを忘れてはならない。 この時、確定申告書のコピーと印鑑を持参する事も、忘れてはならない。

 

 

リハビリ469―――模写

 

さて、3月中旬には、もう一回リハビリがあった。 そこで妻の運転で、総合病院に行った。 いつもの手順をこなして、受付前のパイプ椅子に座って待っていると、作業療法のM士が声を掛けてきた。

 

そして、いつものデスクに案内された。 彼は、私の「書字のレべル」を何とか向上させ様と腐心している。 その方法として、手本を真似る事を行っていた。 そして、その結論として「模写」を言い出した。 つまり、手本をみて真似るのであるが、その真似方のレベルが格段に違う。

 

例えば、「青い草原」と書くとしよう。 

 

先ずは、漢字の「青」。 上半分の3本ある横棒の相対的な長さを比較すると、元の手本では、第一画と第三画とは、同じ長さである。 私は中央の線(第三画)を一番短く書く癖があるが、模写ではそれは許されない。 下半分の「月」もそうである。 私は、向背を付けて書く癖がある。 すると、第五画は直ぐ下りて、最後は止まれ・・と言われる。 オマケに月の2本ある中の線(第七・八画)を、左側を第五画に付け、右側を第六画から離す癖がある。 これらも、指摘を受ける。

 

https://kakijun.jp/page/08212200.html

 

彼が、例えば、先頬の「青」の文字で言えば、

 

   「先ずは、横棒を書いて、その中央から縦に棒を引く。 この時、横線から上を3とすると、下を7位の位置に置く様に引く。 続いて、第三画を、第一画と同じ長さで、7の分の垂直二等分線になる様に書く。 そして、その下に、第一画と第三画と同じ間隔となる様、第四画を書くが、この時、長さは第一画の1.5倍位とし、左右を対象にする」

 

と唱えながら、書くのである。 そう、これだけ「呪文」が長いと、必然的にユックリと書く事になる。

 

「青」の前半だけで、これだけの長さである。 「草」や「原」でも長くなる。 ここではそのエッセンスのみ、紹介しよう。 

 

続いて「草」では、草冠と「早」との相対的な位置関係に注意する必要がある。 そして、横に一番長いのが、「早」の「十」である。 所で、困るのは、第二画と第三画である。 書体によって、形が違うのである。 ゴシック体や明朝体では、同じ形をしているが、教科書体では異なっている。 しかも、第三画が「早」の第五画に微妙に接触して・・ してい ・・していないか!?!

 

    草          草          草

 

(申し訳ありません、下書きではそれぞれ、ゴシック体・明朝体・教科書体の「草」だったのですが、転写すると、どれも同じフォントになってしまいました。)

 

勿論、私は教科書体を手本にしている。

 

では、最後に「原」について、見て行こう。

 

これまた、フォントにより、雁垂の第二画の長さが異なる。 また、私は雁垂の中は、「白」に「小」だと思っていたが、違った。 「原」の第三画は、第一画の中央に端を発し、「日」の部分の第5画の左側3:右側7程の位置に接触する。 明朝及びゴシック体では、そうなっているが下記URLの楷書、太字楷書や行書では、「白」の第一・二画が、接触(連続)している。

 

   https://moji.tekkai.com/zoom/%E7%99%BD/page.html 

 

私は、ずっと後者だと思っていた。 しかし、先に第三画をかくので、位置取りが難しい。

その下の「小」に至っては、大分デフォルメされている。

 

   https://kakijun.jp/page/1026200.html

 

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さて、ここまで書いて、M士は私に、名前と住所の模写をやれ・・という。 私が模写を始めると、

 

   「ほらぁ、もっと喋ってぇ・・」

 

つまり、「呪文」を唱えながらやれ・・と言うのだが、彼の様に流暢にはできなかった。

ハローワークにて―――失業給付の増額

3月中旬のハローワークへの「出勤時刻」は比較的遅く、3時半である。 勿論、今回も十分間に合う時間に出発した。 すると、いつも30分程前に到着した。 前のグループの人が帰っても席を動かない人もいた。 そう、30分以上前に来ている人もいるのだ。 それを知って、なぜか、私はチョッピリ安堵した。

 

さて、失業認定は無事に終わった。 しかし、次回の「失業認定申告書」を配布する時、A4のプリントを、2枚貰った。 

 

見ると、その内の1枚は、「追加給付問合せ専用ダイヤルを設置しました」と大書してあり、その下に保険毎(雇用、労災、船員)にフリーダイヤルの番号が書いてある。 そう、例の「毎月勤労統計」に関する例のドチョンボに関連するものだ。 そして、その裏面には、お詫びの言葉と共に、対象となる各種手当・給付金の詳細の案内・支払スケジュール等が記載してあった。

 

もう一枚には、「雇用保険の基本手当日額が変更になります」と言う案内と共に、変更対象者への「基本手当日額」の変更時期や、「年齢区分に応じた賃金日額・基本手当日額の上限額」やその例示、下限額について、記載されていた。 その裏は、すべて表になっていて、基本手当の日額を、離職時の年齢区分に応じた表の賃金日額毎に計算できる様になっている。 

 

では具体的に、私はいくらアップするのだろう? まだこれだけの情報では、不足である。 その額は、「平成31年3月19日以降の認定日にお返しする受給資格者証に新『基本手当日額』を印字して、お知らせします」だってさ!?!

 

まぁ、次回のお楽しみ・・としよう。

 

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実は、これらとは全く別に、ピンク色のA4のスリップがもう一枚、配布された。 「平成30-31年度 失 業 認 定 日 一 覧 表」とあり、1年間の失業認定日が、1~4型毎に火・水・木・金と並んでいる。 つまり、4×4=16通りある。 勿論、1~4型とは、4週間毎の第1週~第4週を意味している。

 

これを見ると、いつが「出勤日」であるかが分かる。 私の場合はあと2回なので、4、5月の中旬である。

 

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続いての「儀式」は、就職活動の実績作りである。 いつもの様にエレベーターで1階に降り、③番窓口に行った。 もう妻も、ここでの手順に慣れた様だ。 妻はカードを指定のラックに入れて、A4サイズのピンク色の紙を受け取った。 2~3分して、

 

   「ピンクの紙をお持ちの方?」

 

と呼ばれた。 見ると、中年の男性職員(の様)だ。 私は、

 

   「(もしかしたら、長い(=時間が掛かる)かな?)」

 

とは思ったが、杞憂に終わった。

 

 

木小屋の解体 (後編)

 

さて、解体中にリハビリが入ったが、解体後の問題は、空いた土地に生える竹と草である。 前者は、隣家との境界にあったものの、我が家の分は、Mさんが切ってくれた。しかし、隣家の竹から地下茎が境界を越えて伸びて来るのは、目に見えている。 後者は、陽当たりが良くなって来たので、雑草が生えて来る。 

 

では、それぞれの対策は? 前者に対しては、1m位の溝を掘り、波板を埋めるとかコンクリートを打つ等の方法があり、後者に対しては、定期的に除草剤を散布するか防草シートを張る位しか無い・・と、Mさんは言う。

 

唯、一口に「防草シート」と言っても、その種類は千差万別であり、一番効果的なのは緑色の厚み4mmものらしい。 黒い防草シートは安価ではあるが、持ちが悪いらしい。 ま、それでも数年は持つ・・と言う。

 

では、費用は? 「材料費+手間賃」だと言うが、もし安価に仕上げるなら、自分達(私と義弟達)で敷けば良い。 この時、多少は雑草が生える懸念はあるだろう。 まぁ、色々と考え方はあるだろうが、定期的に除草剤を散布するよりは、遥かに楽だろう。

 

もう一つの懸念は、「建築確認申請」である。 これは、元木小屋があった辺りに、新しくガレージを建てよう・・と言うモノだ。 ま、我々の場合は、トラクター用と芝刈り機用の2台分が必要となる。 所が、基礎があり(3方以上を囲まれた?)10㎡以上の建物を建てる時には、建築確認申請が必要らしい。 問題は、その費用である。 約25万~30万円程、掛かるらしい。 しかも、1棟は10㎡以下でも2棟を並べると、連棟とみなし、合計10㎡以上なら矢張り、申請が必要らしい。 

 

この申請を必要としないためには、「明らかに」別べつの場所に2棟を建てるしか無い・・ どれで、相見積もりを取ろうか・・考えてしまう。

 

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Mさんが、Mさんの依頼による電気屋が電気工事をしている時に、見に来てくれた。 と言うのは、従来は、電柱から木小屋を経由して、居宅(母屋)に供給していたが、(木小屋が無くなった)今は直接電柱から取らなければならない。 しかし、その距離は30m程になる。 所が(家に引き込む場合は、距離を)20m以下にしなければならない・・と言う東京電力の規則があるそうである。 そのため、電柱を庭に建てる必要がある。 しかし、これには2つの問題があった。 一つは費用であり、もう一つは、見た目である。

 

聞けば、電柱一本建てるのに、プラス10万円掛かると言い、庭の真ん中の空中を電線が走る事になる。 これは、私の美的感覚からして、耐えられない・・

 

では、どうすれば良いのか? 電気屋の提案は、こうである。

 

   「後(あと)はぁ・・ (母屋の電源を)お宅ん家(ち)から取れば、メーターが一つなので、請求は一本。 母屋の電気代は、基本料金が無くなるよ。 もし会計が別なら基本料金分くらいを、もらえば?」

 

と言う提案である。 結局、その案で進めるために、今日、電気屋が来ていたのだった。

 

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話しは脱線したが、電気工事を見守るMさんとユックリ話す機会となった。

 

今回の工事は、赤字にはならなかったが、余り儲からなかったそうだ。 と言うのは、①ゴミの量が予想以上だった事、②ゴミ処理場が関東北部の栃木県や茨城県と遠い事、③中国が突然、日本からのプラスチックゴミを受け入れなくなったため、今年の2月21日から国内処理となり予約制となったが、それが、1週間先である事、等がある。

 

特に、③に対しては、1週間も(荷物を載せたまま)トラックをレンタルして置く訳にも行かず、親方の敷地内に置かせて貰ったらしいが、またトラックをレンタルして運ばなければならない。 Mさんは言わなかったが、きっと、処分費の相場も上がっているのだろう。

 

オマケに分別作業が重労働らしく、親方衆は1時間毎に休憩を取り、その間、芝生の上に寝転がっている人もいた程だ。

 

そりゃ、解体費用も、年々高騰するわけだ!?!

 

 

リハビリ468―「それって怖いですねぇ・・」

 

さて、建物を解体中ではあるが、3月中旬のリハビリの予約日となった。 出掛ける時刻は、予めMさんを通じて、工事関係者には周知してもらった。

今日は、理学療法が先だ。 M医師の予診を受けて、受付のパイプ椅子に座って待っていると、S士が声を掛けて来た。

 

   「〇〇さーん」

 

と。 そうしたら、S士がリハビリテーション室に入る時に、私に訊いた。

 

   「今日は、体調はいかがですか?」

 

これに対して、この所、調子の良くない私は次の様に答えた。

 

   「えぇ、今日は、必ずしも良くは無いんですが、段々これが普通になったりして・・」

 

と。 すると、S士が私にこう言った。

 

   「それって怖いですねぇ・・」

 

と。 まぁ、理学療法は、その後、体調不良ながらも無事に終わった。 次は、作業療法である。

 

   ――――――――――――――

 

私が台に仰向けに寝ていると、M士が声を掛けて、私をデスクに案内をした。 彼は、「ペグ中」を棚から出して来て、自分がいない間、ペグの天地を逆にせよ・・と言う事らしい。 ペグは一端が赤く塗られ、もう一端が緑色なので、天地が替わった事は一目で分かる様になっている。 そこで、私は2~3回往復(=天地を一度逆にして、もう一度逆にして、元の状態にする事)した。

 

するとM士が戻って来て、私の対面に座った。 そして、

 

   「2列ずつ、どちらが早いか、競争しましょ?」

 

と言って、

 

   「ヨーイ。どん」

 

と言いながら、物凄いスピードで、ペグをひっくり返し始めた。 半分程進んだらもぅ勝敗は明らかだ。 すると、彼は私がルールを飲み込めたと思い、もう一度同じ事をやったが、結果は同じだった。 その結果に対して、彼は、

 

   「もし、私の方が遅かったら、私の方がリハビリを受けなきゃなりませんからね」

 

とフォローした。

 

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さて、彼は私の筆圧が弱い事を、気に掛けていた。 すると、彼は棚から粘土板とタッパーウェアに入った蛍光橙色の粘土を持って来て、デスクの上に前者を置き、その上に後者を厚みを5mm程に広げた。 彼はポケットからフォークを出して、粘土に刺してその場で回転させた。 私は彼からフォークを受け取り、親指と人差し指でフォークの端を持ち、次々と渦を作って行った。 まぁ、何て事は無い。

 

彼は、私が作った渦を指で均して行った。 流石に2回目となると、指が疲れてきた。 もうギブアップ、一旦休憩を入れて貰おう・・と思った時、

 

   「ハイ、いいですよぉ・・」

 

とM士が言った。 将に「卒琢同時」である(?)

 

その効果であるが、確かに筆圧が(意識をしなくても)強くなっているではないか!!!

 

 

 

木小屋の解体 (中編)

 

さて、解体初日を迎えた。 まぁ、それまでには、必要な物は木小屋から出し、不要な物は、木小屋に入れて置いた。 前者は、① トラクター、② 芝刈り機、③ 米用冷蔵庫、④ 自転車、⑤(収穫用)プラスチック籠、⑥ 農業道具一式、⑦ 脚立、⑧ 農薬(一部)、位である。 後者は、⑨ パイプ類、⑩ 陶器類である。

 

朝、8時前にぽつぽつ集まりだして、総勢7人になった。 聞けば、代取のMさん+解体屋から1名+親方5名という構成の様だ。 ま、建築リサイクル法による解体ゴミの分別が必要なので、その手間として,Mさんが頼んだ様である。 一応、集められた5人は、一人で仕事をやっているので「親方」と言うらしい。 殆んどの人が、ご高齢である。

 

では、解体手順は、こうだ。 ① 下屋の中のものを出し、下屋のスペースを今後の作業場として用いる、 ② 屋内の物を出す、③ 瓦を剥す、④ 本体を壊す。 尚、

 

   「奥さん、お宝が出てきたら、どうします?」

 

と親方の一人が、妻に訊いたが、何も無い事を知っている妻は、

 

   「全部、差し上げます」

 

と言ったそうである。 唯、高い梯子や200リッターのポリタンク、リヤカー等は、Mさんが、稲わらやパイプは、親方(の一人)が持ち帰った。

 

   ――――――――――――――

 

それでは、1日目の作業が終わった時点の写真を見て見よう。

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20190322/20190322095930.jpg

 

下屋の建物と、木小屋の南側のトタンで出来ている物が解体されて、無くなっている。 これは、トタンだけを一緒にすれば、廃棄する時に便利だからである。

 

さて、2日目も。ゴミ出しに追われた。

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20190310/20190310171607.jpg

 

見ると、ゴミの手前にアルミニウム製のフレームが白く見える、 きっと、防虫網のフレームだろう。 建物では、2階の窓ガラスが無くなっている。

 

そして、3日目の写真が、次のURLである。

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20190322/20190322095936.jpg

 

ゴミが、大分片付いた。 それに伴い、建物内部もスカスカになった印象だ。

 

で、1日飛んで5日目の写真が下記である。

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20190322/20190322095943.jpg

 

と言うのは、木小屋自体の様相は、4日目と5日目で殆んど変わらなかったからである。 つまり、4日目には、2階の屋根瓦が消散したばかりか、1階に至ってはその屋根すら無い。

 

ここまで来ると、もう先は見えて来た。 次の写真は、6日目のものだ。

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20190322/20190322100623.jpg

 

こんなにも、綺麗・サッパリなくなった。 隣家まで見通せる!!! では、同じ敷地を南側から見て見よう。 丁度、ユズの木があった辺りから、木小屋のあった所を見ている。

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20190321/20190321154415.jpg

 

広い! 目算で150坪は、あるだろうか? 

 

 

木小屋の解体 (前編)

 

さて、義父母がやっていた農業には、色々と器具・道具類を保管したり、それらを使って作業したりするためのスペースが必要だった。 それを、昭和31年に建てられた「居宅」を使っていた。 (尚、現在の居宅は昭和45年に建てられたものである。)

 

そのスペースを、義父母は「木小屋」(きごや)と呼んでいた。 しかし、その木小屋も築後63年を経て、老朽化して来た。 例えば、去年の台風の風で窓ガラスが破損したり、今年に入って屋根瓦が自然落下したりしていた。 特に後者には、(最悪、人的)危険が伴う。 下記画像は、解体前のものである。 下屋の中央に、瓦が1枚落下しているのが見える。 

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20190322/20190322095714.jpg

 

では、解体すれば? と言っても、名義は義母である。 認知症の進む義母には、業者の選定・見積もり・(価格)交渉等、無理である。 そこで私が主となり、妻が従となって進める事とした。

 

先ずは、業者の選定である。 私は、① ハウスメーカー、② 解〇サポートが紹介した業者である同市内の有限会社K土木、③ 以前、樹木の伐採を依頼した業者・・に見積もりを依頼した。 そうしたら、屋号が「株式会社〇〇園 代表取締役M」となっていた。 会社成りをしたそうである。

 

すると、②と③がほぼ同じ価格、①はそれらの1.5倍位だった。 唯、③は、プラス23万円(税込み)で、即ち、ブルのレンタル台と手間賃をロハ(=無料)として、伐採物の廃棄代のみで、周辺を伐採・整地してくれる・・と言う。

 

実は、周囲の樹木等の処置に困っていた我々は、③の提案に乗った。 それは、具体的には、木小屋の南南東にあるキウイ棚の鉄パイプや、ユズの木・柿の木・市道との境界に垣根として植えてあった低木の伐根を意味する。

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20190308/20190308112106.jpg

 

ユズも切る・・と妻が言い出した時、私は、待った・・を掛けた。 しかし、① ユズの木は大きな棘(とげ)―――と言うより、長さ5cm位の「針」―――があり、剪定が困難、② 剪定した枝が落ちて、それを踏むと、靴の底を貫いて痛い、③ その理由で、植木屋泣かせである ・・ と言う理由を聞いて、納得した。

 

   https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20181104/20181104212423.jpg

 

実際、上の写真では、頂部の徒長枝が切れないでいる。

 

また、その奥にあった柿の木も切った。 甘い柿だったが、木が大きくなり過ぎて、剪定も困難になっていた。

 

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さて、いよいよ重機が入り、3.8トン・トラックも2台揃い、解体の始まりである。