パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

6針も縫った!?!

今日は、通所リハビリの後、昨晩転倒した際の頭の傷を診て貰うために、市内のT胃腸科医院に来た。 午後なので比較的空いていた。 そのせいか、早く呼ばれた様な気がしたが、それは(私の)準備のためだった。

 

呼んだ看護師の案内で、処置室に入り、ベッドに横になった。 すると、看護師が髪の間から傷の部位を露出して、テープで止めた。 やがて、T医師がやってきて、傷を作った時の時刻や状況を訊いた。 

 

妻が、時刻は

 

「昨晩の11時半から12時頃です」

 

と言ったら、

 

   「そうですかぁ、じゃあ粗く縫っておきましょう。 (怪我の発生から)6時間以上経つと、(傷の)中に化膿菌が入っちゃう事があるからね!」

 

と、説明した。 また、状況については、事件性(=警察への通報義務)の有無を知るためだったのだろう。

 

そして、T医師は、傷を縫う準備を始めた。 T医師が、

 

   「麻酔薬は大丈夫ですかぁ?」

 

ときくので、私が大丈夫・・の旨を答えると、

   

「ごめんなさいねぇ、ちょっとチクッとしますよぉ・・」

 

と言って、局麻(=局所麻酔)剤を注射した。 確かに、最初はチクッとしたが、その後は麻酔薬が効いて来て、痛みは薄れて行った。 すると、T医師は早速縫う準備を始めた。 私は、

 

   「(オイオイ、まだ麻酔が効いてないだろ!)」

 

と思ったが、実際には、チクッとしたのみではあるが、針が刺さるのが分かるのが不気味だ。 そしてその後、結さつするのも、頭皮がひっぱられるのも、不気味だ。

 

こうして、自分の感覚では、7針縫ったのである。 そして、その後、髪の毛を押さえていたテープを剥がし、小さなガーゼを当てて、再びテープで止め、その上からネットの帽子を被せた。 こうして本日の治療は終了した。

 

テープを剥がす時、

 

   「(オイオイ、毛根までぬくなよぉー・・)」

 

とは思ったが、粘着力の弱いサージカルテープだったらしく、余り「被害」はなかった。

 

麻酔剤を用いて、何針も縫うなんて・・ 結構重傷だったのだろう。 しかも、怪我から6時間以上経ってしまわない内に処置すべきだったのだ。