パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ409―オットット!?!

 

さて、1月下旬の今日は総合病院でリハビリの予約日だ。 そこで妻の運転で、総合病院に出掛けた。 私は正面玄関で降りて、自分用の車椅子を物色し、病院入り口の自動ドアに向かった。 すると反対側から、少女を車椅子に乗せた男性が突進して出て来た。 私はそれを避けるために、急いで移動した際にすくんでしまった。 足が小刻みにしか動かず、しかも方向転換する時に、転倒しそうになってしまう・・

 

そんな事があって、

 

   「今日は、何か調子悪いなぁ・・」

 

と感じた。 

 

さて、妻から駐車場が混んでいる・・とLineが来たので、先に上がる旨を返信し、私は空の車椅子と共にエレベーターに乗った。 すると、親切な女性が、私の行き先階(7階)を訊いてくれた。

 

さて、7階に到着したが、ほかの乗客も私が7階で降りるのを聞いていたのだろう、私が降りるのを待っている様子だ。 そこで私が最初に降りた―――否、降り様とした。 エレベーターの中には他の人もいたので、方向転換出来ず、後退歩で降りるしか無かった。 

 

もう、お分かりだろう。 後退歩が苦手な私の足は小刻み歩行を始め、上半身のみそのまま進むので、後方に転倒してしまった―――と思った。 そうしたら、私の歩行異常に気付いたらしく、行き先階を訊いてくれた女性が私の空の車椅子を抑えてくれたのだった。 将に、「おっとっと、セーフ!?!」であった。(滝汗)

 

これにより辛うじて転倒を免れた私は体勢を立て直し、その後エレベーターを出た所で車椅子の方向転換をし、押す体勢になった。 こうなれば、もう大丈夫だ。 その女性が、

 

「(誰か、職員を)呼んで来ましょうか?」

 

と訊いてくれたが、余り大ごとにならない様に、

 

   「あ、前進すれば大丈夫なんです・・」

 

と言いつつ前進して見せたが、そのままエレベーターの扉が閉まってしまい、十分な謝意を伝えられなかった事が心残りである。

 

   ―――――――――――――――――――――

 

さて、今日のリハビリであるが、担当のI士は前半をいつものストレッチやマッサージを行った。 では、後半は?

 

彼は、今回のリハビリの後半を、私の(上半身の)左右差の補正に取り組んだ。 例えば、足が着かない位の少し高めの台に腰掛け、両手を胸前で合わせ、両足を揃えた。 すると彼は、その状態の私の上半身を左右に揺らした。 この時のコツは、両肩のラインを(出来るだけ)水平に保つ事である。

 

で、実際にやって見て、左右差を認識する結果となった。 例えば、左に行く時は、水平を保てているのだが、右に行くと右肩が下がってしまう・・ ナルホド、これが彼が言っていた

 

「右側が、潰れてしまっている」

 

と言う現象なのだろう。 そこで私は、右に行く時には、右肩が下がらない様に右上に右肩を突き出す様にした、 それでも、右が下がっているのが、自分で分かった。 左では特段の努力は、要らないのに・・である。