パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ361―難しい新技

今日は、2017年3月の最初のリハビリの予約日だ。 そこで、妻の運転で総合病院に出掛けた。 そして正面玄関前で降ろしてもらった。 そう、1月下旬にリハビリ室が引っ越してから、正面玄関が最も近い外来患者用の出入り口である。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2017/02/23/071008

 

そこで私は杖を突きながら、外来患者用の待合廊下を抜け、エレベータでリハビリ室のある7階に着いた。 エレベータを降りると、直ぐ受付がある。 以前は、ここからが長かった。 オマケに、ダラダラと緩やかな傾斜になっていたのだった。

 

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さて、エレベータを降り、待合室で妻が駐車場に車を停めて受診案内票を持って来るのを待って、いつものM医師による予診を受けた。 そして、待合室で担当のI(理学療法)士を待った。

 

やがてI士が現れて、私は彼の案内でリハビリ室に入り、赤い紐の下の台に乗った。 そしていつものストレッチとマッサージを行った。

 

さて、彼は赤い紐を下ろして、前回の復習の後、今日の新技に入った。 それは・・

 

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彼は、私に台に仰向けになる様、指示した。 そして、私の肩の上方に2本の紐を肩幅にセットし、その先に夫々腕輪を付けた。 私がその腕輪に両手首を通したら、

 

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彼は私にこう訊いた。

 

   「膝を立ててみて下さい。 そう、そのまま上半身を上げられますか?」

 

私は、吊り輪に頼らずにも、上半身を上げられる。 そこで私は、ヒョイと持ち上げた。 すると今度は、こう訊いた。

 

   「じゃあ、そのままお尻を持ち上げられますか?」

 

と訊いた。 まぁ、言われたからにはやらなければならない。 

 

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仰向けの私は、腕に力を入れて、上半身を引き上げ、更にお尻を持上げた。 う~ん、力が必要だ。 

 

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彼は、私の背に手を当てながら、

 

  • 2、 3、  ・・・  10」

 

と数えた。 そう、10回を1クールとし、インターバルに休憩を入れるのだ。 これは、疲れる。 私の様子を見て、3クールで終えた。 今日の新技は、難しかった。

 

そして新技を終えたので、私が起き上がると、壁にポスターが貼ってあった。 何だろう・・と思って見ていると、I士がその一つを示した。 そこには、仰向けで両腕で赤い紐にぶら下がっているモデルが写っていた。 そしてその脇には、立位の人間のイラストが2体あり、片方の絵の背中が赤く塗られていた。 彼曰く、

 

   「ほら、背筋(が鍛えられる)でしょ!」

 

と。 つまり、そのモデルの運動をすると、イラストにある筋肉が鍛えられる・・と言う説明である。 その組み合わせが、100を超える。 まだまだ、ありそうだ。