パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

家族旅行―1

子供達が独立し社会人となったので、休みが合わず、中々揃って行事をこなす事が出来なかった。 しかし、9月のある時、長男が夏休みの代休を取れる・・と言うので、長女に訊いたらそれに合わせて有給休暇を取れる・・と言う。 うん、久々の家族旅行に行く機会だ! 折角なので、ちょっぴりリッチにしようと、色々と考えた。

 

行く先の条件としては・・ 先ずは、温泉地である事。 次に、個室に露天風呂が付いている事。 最後に、関東地方である事。 ただ、関東地方の温泉と言っても距離はマチマチである。 そこでインターネット上で関東の中央部で絞り込むと・・ いくつかヒットした。 折角なら、平日割引のあるのが良い。

 

と言う事で、10月中旬の平日に秩父の「ホテル美やま」を選んで見た。 

 

   http://www.miyama-onsen.com/open_air_baths/rotsuki_kaze.html

 

尚、以下は個人の体験・当時の条件であり、宣伝などの商業的意図が無いばかりか、また何ら(同じ体験を)保証するものでもない。

 

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妻の運転でひたすら国道140号を西に進むと、寄居から長瀞に着く。 昼飯の時間になったので、途中、「大さわ」と言うそば屋に寄った。 長男が調べてくれた、オススメの店である。

 

   http://sobaosawa.com/

 

少し道路から外れているが、そば畑が直ぐ隣りにある。 

 

   http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20161020/20161020233233.jpg

 

そばは十割であるので、大盛りは無いらしい。 と言うのは、食べている間に味が変わってしまうから・・らしい。 並盛りで足りない人のために、「お代わり」そばがある。

 

う~ん、正直、私にはそばの味は分からない・・ でも、開店を待つ様に東京都や群馬県等、埼玉県外のナンバーの車が集まり、開店と同時にほぼ満席になった事から、評判は良いのだろう。

 

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さて、お腹が満ちると、次は、運動である。 まぁ、長男は前々から「ラフティング」をやりたい・・と言っていたが、その過激さに大人がビビり却下となった。 その代わり「ライン下り」ならOKとなった。

 

   https://www.nagatoro.gr.jp/shisetsu/nagatoro-line/

 

蛇足ではあるが、「ライン下り」のラインとは「ライン川」のラインなので、URLの「line」は誤解を与えやすい。 「Rhein」とすべきだろう。

 

しかし、長瀞駅前の駐車場から乗船場まで、300mあるらしい。 果たして、辿り着けるか・・と心配になったが、駅前の案内所から無料送迎バスがでている・・と言う。

 

   http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20161020/20161020233240.jpg

 

事実、AB両コースのチケットを購入して案内所内の待合室で待っていると、運転士(女性)が呼びに来た。 バスは、道路反対側に駐車して待っていた。 まぁ。移動距離は10m位だろう。

 

そして、我々を乗せたバスは、河原に降りて行った。 河原には先客が数名乗っていただけである。 バスから降車して20mは無い距離だが、足場が悪い。 杖を頼りに辿り着くと、船頭が

 

   「ほらここを持って、脚を上げて・・ そう!」

 

と導いてくれた。 こうして、無事に乗船し、救命胴衣を着けて発船となった。

 

   http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20161020/20161020233234.jpg