パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

「選択申出書が、出てません」―年金事務所にて

2015年11月下旬に、妻の付き添いを得て年金事務所に出掛けた。 用件は2つあって、①障害者特例の手続きの進捗状況の照会と、②審査請求の用紙を貰うためだ。

 

先ず前者の①であるが、7月中旬に「障害者特例」を申請したのに、10月に振り込まれなかった。 そこで、いつ振り込まれるのかを確認するためである。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2015/08/31/130903

 

そして後者の②であるが、「額改定請求」に対する不承認の裁定の理由を伺い、抗弁としての「審査請求書」の用紙を受け取って来る事だ。 それらは社会保険審査官宛に地方厚生局に電話した時の指示である。

 

年金事務所に到着したが、妻は身障者用駐車場に入れる・・と言う。 そう、バック運転が苦手なので、狭い駐車場に入れるのがイヤなのだ。 身障者用なら左右は広いし、屋根もある。 まぁ、係員に訊かれれば、黄色い手帳(指定難病医療費月額管理票)や指定難病医療費受給者証を見せれば良い。

 

そして、身障者用駐車場に停め、係員に断った。 そして私は、杖を突いて不自由な格好で歩いた。

 

建物に入ると、男性職員が受付にいる。 受付で用件を申し出て訪問者情報の用紙と番号札を受けた。 パネルを見ると、次である。 それなのに、妻はトイレに行く・・と言う。

 

案の定、妻がトイレに行っている間に、自分の番号が呼ばれた。 私は待合椅子から立ち上がり、自分がその番号である事をアッピールした。 しかし、緊張のためか足がすくんで歩けない・・ すると、受付の男性がそんな私の姿を見て、こちらにやって来た。

 

と同時に、妻がトイレから出て来たので、妻に歩行の介助を頼んだ。 すると、受付の男性は、

 

   「ユックリでいいですよ、ユックリで・・」

 

と言いながら、ブースに案内してくれた。 ブースにはAと言う女性が手に名刺を持って、起立して待っていてくれた。

 

   ―――――――――――――――

 

早速、①の用件を切り出すと、年金受給予定額をプリントアウトして、

 

   「年金受給選択申出書が、出ていない様なのですが?」

 

と、モニターを見ながら言った。 うん、確かに出していないし、前回、T氏がそんな様な事を言っていた。

 

そこで、妻の代筆で提出すると、Aさんは

 

   「これで手続き出来ましたので、申請の翌月から(今年の)12月分までが、来年2月に振り込まれます」

 

と案内してくれた。 しかし・・