パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201409―1

その後は、診察がある。 そこで、妻と脳神経内科に移動した。 掲示を見ると、ほぼ予約時間通りだ。 事実、10分程で呼ばれた。

 

今回も、S医師が直接呼んだ。 見ると、診察室の扉が開いている。 他の患者の場合は、看護師が呼び、診察室に入るのに・・

 

初回は、看護師が塞がっていたからだ・・・と思った。 でも2回目も? 否、これは偶然ではない。 私の歩行状態を観察するためである。

 

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挨拶を交わして早速診察となったので、先ず私は、この6週間の報告をした。

 

(1) 前回受診(2014年7月○日)以降の様子について 

   ①     病気や転倒による怪我等、特筆すべき健康上のエピソードはなかった。

   ②     マドパー減量(4.5 T/day → 3 T/day)直後の1週間程は歩行や起立時に安定感が感じられなかったが、その後は平衡に達した。

 

(2)  リハビリテーションについて 

   ③     リハビリテーションの「オーダー票」を書いて戴きました。 有難うございました。

   ④     9月からも理学療法を毎週1回、作業療法毎月1回、継続しています。 理学療法の内容は、ストレッチ・筋トレやバランス訓練・歩行練習、作業療法では、書字・習字や水彩塗り絵(宿題も含む)、アカペラ等を行っています。

   ⑤     但し、O理学療法士は8月末で退職したため、9月からF氏に交替。

 

すると、S医師はそのメモを見ながらキーボードをカチャカチャと打ち始めた。 視線の先はその次の項目だ。

 

(3) 就労状況と休職について  

   ⑥     就労上の問題

    ・ 構音障害のため電話での発声が困難  → 他の社員が代理応答    :    △

    ・ 開眼失行によるモニター凝視困難     → 労働生産性の低下      :    ×

    ・ 姿勢反射障害がある                → 社内外での転倒※3リスク : ×

    ・ 物(例:Fax用紙)を持つと姿勢が不安定    → 妻が運搬※2   :    ×

    ・ 歩行障害と開眼失行による通勤困難   → 妻の運転※1で車通勤 :    ○

 

(評価は、○:問題ない、△:容認可、×:問題あり。 但し、※1:事故に遭っても妻は労災不適用、※2:非雇用者なので労基法に抵触?、※3:過去、転倒・骨折し貴院に救急搬送)

 

  ⑦ 休職について

   ・ 上記の問題により就労の継続が困難  → 8月の出勤日数は、7日間まで減少

   ・ 周囲や社長から自宅療養を勧められる → 8月○日~9月30日の休職届を提出