パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ173―NuStep

2月も末に近い某日、午前中は用事があり外出したが、その用事は午前中に終わった。 そのためレストランでゆっくりと食事をしても、午後3時のリハビリ開始まで1時間以上余ってしまった。 

 

まぁ、病院内には待合室はあちこちにあるが、居心地が良いのは何と言ってもリハビリ室である。 暖かいし、座り心地の良いソファもある。 しかも運動療法室の奥まった隅にあるので、人通りも無く、病院に付き物の「患者の呼出し」も無いので、静かなのである。

 

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リハビリ室には、予約の50分前に到着した。 すると担当のO士が我々を見つけ、

 

   「オッ! 随分早いじゃないっすか? まだ、前の人が来てませんよ。」

 

と、声を掛けた。 妻が、外出した帰り道である旨を答えた。

 

リハビリは20分間が1単位で、通常2単位(=40分間)ずつ行うので、50分前ではまだ直前の患者が到着していない事を指しているのだ。

 

それでも前の患者の施術中に、エアロバイクをさせてくれた。 前回30分の時は負荷が0.7kgmだったが、今回は0.8である。 そしてスタートし、60rpm維持を目標に漕ぎ続けた。

 

半分の時間が経過した頃から、薄らと汗ばんできて、運動している実感が出て来た。 すると、偶々モニターをチェックしに来たO士が私の額の汗に気付き、部屋の中央にあるワゴンからタオルを持って来てくれた。

 

私が汗をそのタオルで拭い、エアロバイクを続けていると、隣のバイクに四十路のスレンダーな女性が跨った。

 

その女性は、猛烈な勢いでペダルを漕ぎ出した。 脚の動きを真似ると、ほぼ70rpmだ。 負荷の設定値は不明だが、ギヤ音がしないので、軽いのだろう。

 

別に対抗するつもりもないが、目標にはなる。

 

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さて今回は、半地下のジムで新しいマシンに取り組んだ。 正面に「NuStep」と書いてある。

 

   https://www.lifetecinc.com/products/product.php?id=1231

 

椅子に座り、足でペダルを踏み込むと、反対側のレバーがマシンの後方に戻る。 たとえば、右足を踏み込むと、左腕がマシンに引っ張られるので肩が右回転する。

 

   http://www.focusptf.com/images/general/equipment-nustep.jpg

 

ではNuStepを使う目的は?

 

肩の回旋らしい。 確かに歩行状態で、上体の(寒)回転が乏しいので、腕の振りが小さい・・と指摘された事が、何度かあった。

 

私の場合は、筋トレが目的ではないので、負荷を3に下げ、500歩こなした。