パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201212―4


挨拶を済ませて退室し待合室で椅子に腰掛けていると、名前が呼ばれ、

 

   「今日はこのあとお注射がありますので、処置室に行って下さい」

 

と、場所を案内された。 そして処置室にて左肩に、破傷風トキソイド0.5mlの筋注を受けた。 最後に注射部位にガーゼ付き絆創膏を貼った看護師は、

 

   「(注射部位を)良く揉んで下さいね」

 

と添えた。

 

これで全ての受診と治療が終わり、処方と会計を残すのみとなった。 ・・と、思った。

 

所が、2日後に左肩が痒いのである。 触れるとシコリがある!?! そう、注射部位だ・・ 看護師の折角の注意を守らなかった事を反省した。

 

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さて、私の症状に合っていると言うドプスカプセルであるが、夜に2カプセル飲むのが不合理に思えた。 夜に元気になっても仕方ないからである。 あ、「夜に元気」と言っても、アチラの方ではない。 以前この点を尋ねたら、夕食後服用する理由をI医師は、

 

   「夜中にトイレに起きた時、フラつかない様によ」

 

と説明した。 更に、

 

「その方が(有効成分の)血中濃度が一日を通して一定になるでしょ?」

 

と言う趣旨の発言もしている。

 

そこでドプスの服用後のADME(吸収、分布、代謝、排泄)の文献を調べた。 すると、

服用後、約2時間で血中濃度が最大となっていた。  つまり、I医師の処方では、午後から(=服用後5時間以降が)キツイ事になる。

 

勿論、データはPhase I(少数の健常人での試験)であろうし、血中濃度と薬効とが比例するとも限らない。

 

そこで服用方法を色々と変更してみたが、最終的には次の様にしてみた。

 

   朝:ビ・シフロール(0.5mg)×1、マドパー配合錠×1、ドプスカプセル×2

   昼:ビ・シフロール(0.5mg)×1、マドパー配合錠×1、ドプスカプセル×1

   夜:ビ・シフロール(0.5mg)×1、ドプスカプセル×1

 

これが一番調子良い。 尚、処方量の範囲内での服用方法の変更には、以前、I医師の了解を得ていた。