青森に紅葉を訪ねる―1(はやぶさ号)
JR駅のコンコースに朝8:30の集合なので、妻と私は自転車で最寄駅に向かい、自転車を駅前のスーパーの駐輪場に置いて駅まで歩いた。 天気予報では、東北は雨らしい。 仕方が無いので、駅前のコンビニで傘を購入した。 これなら杖代わりにもなり、万が一の時(=歩いていて、バランスを失った時)も安心だ。
電車に20分程乗り集合駅の指定場所に到着すると、既に数十人がいて、ごった返していた。 ハウスメーカー社員の案内で、ホームに入り、はやぶさ1号を待った。 東北新幹線の新鋭車両である。
乗り込んで指定席に着いたが、座席の前後が広い。 それに背もたれがリクライニングになっているばかりか、座席のクッションが前後にもスライドできる。
はやぶさ1号は定刻に発車した。 静かである。 車窓から外を眺めなければ、そんな高速で走っているとは分からない。
停車駅は大宮・仙台・盛岡のみで、3時間チョットで新青森駅に到着すると言う。 仙台で積み込まれた「牛タン弁当」も、そくさくと食べないと降車駅に到着してしまう懸念すら、ある。 はやぶさ号は、それ程速いのである。
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列車は定刻に終点の新青森駅に到着した。 ハウスメーカー社員と添乗員とを併せると、90名近い団体である。 添乗員の案内で、構内に停車してある2台のバスに乗り込もうとして、驚いた。 暖かいのである。 関東と同じ・・ いや寧ろ、青森の方が暖かいかも知れない。 もっともこの時は、関東でも最高気温が30℃近かったらしい。
そしてバスは一路、最初の訪問地である「特別史跡 三内丸山遺跡」へと向かった。 ここは縄文時代前期〜中期(5,500年前〜4,000年前)の遺跡であるが、それまでの考古学を覆す数多くの発見があった事で、有名である。
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バスを降り、案内に従って建物を通り抜けて進むと、ボランティアガイドが待っていた。
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