リハビリ291―知っていた・・
さて11月下旬にはリハビリが2回予定されている。 今日はその1回目、救急搬送直後のリハビリである。
予診のM医師が、いつになく丹念にモニターを見ていると思ったら、その時のカルテを読んでいた。 そして、
「お変わりははいですか?」
と訊くので、何かわざとらしく思えた。 救急搬送の話しをするのもヤヤコシくなりそうなので、
「はい・・」
とだけ、とぼけて答えたら、
「もう、お腹は痛くないですか?」
と訊いて来た。 私は、内心、
「(何だ! 知ってるじゃないか!!!)」
と思った。 ま、お互い狸同士・・と言う印象だ。
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定刻より少し遅れて、前の患者が終わったので、私の番かと思ったら、2分位カーテンの向こうにいた。 つまり、私の記録を読んでいたのだ。
と言うのは、開口一番、
「もう、お腹は痛くないんですか?」
と訊いたからである。
私が大丈夫の旨を答えると、
「何(の病気)だったんですか?」
と訊いたので、一番可能性の高い、
「逆流性胃腸炎 ・・ みたいですよ?」
と答え、リハビリの施術となった。