パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ189ー肩の可動域

さて、午前中の裁判が終わると、この日は午後からリハビリがある。 そこで、妻の運転する車は、地方裁判所から総合病院に向かった。 

行程は1時間弱であるが、途中、昼食をユックリ摂る余裕はない。 そこで、 某JR駅前のパン屋で惣菜パンを買い、妻と車中で食べた。 はじめは腹が満つればイイや・・と思ったのだが、結構イケた。 次回、またここを通る事があったら、買いたい。

 

そして、定刻30分前に病院に到着したら、O士が予約時刻の20分前から、エアロバイクをさせてくれた。

その後のマッサージで、不思議な体験をしたので、今回はそれを紹介したい。

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O士が仰向けの私の右上方に位置し、右肩甲骨の裏側の中央付近に上下に走る筋(棘下筋、小円筋の辺り)を二本指でグリグリとやっていた。 これが結構痛いのである。 

しばらくしてO士が

   「そのまま万歳をしてみてください」

というので、両腕をのばした。 すると、右腕は台に着いたが、過去の骨折で肩関節の可動域に制限を受けているため、左腕は台までとどかなかった。

・・・と、その時は、そう思っていた。

 

続いてO士は私の左側に位置し、左肩甲骨の表面から筋をグリグリと始めた。 そして数分が経過し、やはり私に再度、万歳を促した。 すると今度は両腕とも、台に付いた!

私は何が起こったのか考えてみた。 それでも、分らない・・

そこで帰宅し、インターネットで調べてみた。 すると、こんな記述があった。

「肩関節を柔らかくしたい!」

「つまり、肩関節の可動域を広くするためには、肩甲骨と胸椎の柔軟性が大事なのです。」

 

この辺の筋肉は複雑に交差(交錯)していて、「ここを縮めれば、あちらが開く」と言う単純なものではなさそうだ。

爾来、O士によるグリグリを、時々痛い事はあるものの、受け容れられる様になった。

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後日両者の関連を訊こうと、O士に質問したら、

   「関連? 大アリですよ!」

と、高笑いするのみだった。