パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ46―ルームランナー、再び

次はルームランナーである。 これは一度やった事があるが、前回は上手くこなせなかった。

 

今回の設定は傾斜が+4、速度が1.41.8である。 表示単位を見ると、前者が%、後者がmileshrだ。 これが、度とkmhrなら分かり易い。 それでいて走行距離の単位はmなのである。 時間は分と秒であるが、5分間からのカウントダウンになっている。

 

緊急停止装置につながれた安全紐を付けて、歩行開始となった。 初速の1.4 mileshr2.24 kmhrに換算されるので、随分ゆっくりとした歩行である。 しかし、無限に繰り出されるコンベアに、急(せ)かされる印象だ。 

 

少し遅くなると、前傾となってしまうので、

 

   「もっと胸を張って! 歩幅を大きく!」

 

と、注意を受けてしまう。 規定の5分間が、長く感じられた。

 

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こうして本日のプログラムが終了し、次回予約の時間となった。 次回は一週間後で問題ないのであるが、その翌週にMRIの検査が入っている。 この日、折角総合病院にくるので、一緒にリハビリもできると、助かる。 但し、原則、予約は次回のみなので、次々回(2回分)の予約は取れないことになっている。 原則・・

 

原則・・と言う事は、例外がある・・と言う事なので、試しに妻がY士に2回分の予約をお願いしてみた。 すると、事情を聞いてOKしてくれた。 MRI検査が16:00からなので、15:0015:40のリハビリを予約してくれた。

 

これで、来院の回数が減らせる! 妻と私は、Y士の計らいに感謝しながら、挨拶をしてリハビリ室を後にした。