パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ5―宿題

こうして計画書に記入している間に、Y士はフと右を見た。 私もつられて右を見ると、大柄な女性が立っていた。 するとY士は、

 

   「チョット、済みません」

 

と私に断り、席を立った。 でもその間、1分もなかったろう。 女性は、Y士に自分が受け持っている患者のリハビリで、Y士に指示を仰いだらしい。

 

実は私のリハビリ中、他の理学療法士Y士に質問した場面が、もう一回あった。 と言う事は、Y士はベテランなのであろう。

 

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こうして、初回のプログラムが終了した。 そしてY士は私に、次回までの宿題を3つ出した。

 

一つ目はストレッチである。 床やマットに真横を向いて寝る。 下半身はそのままで、上半身のみ仰向けになる。

 

二つ目はバランスである。 何かに摑まって、直立する。 左右に足を10cmほど離す。 この状態で踵をクッとすばやく上げて、ゆっくり降ろす。 これを繰り返す。

 

三つ目は腹筋のトレーニングである。 最初と同様に、仰向けに寝る。 両脚をそろえたまま、足を20cmほど持ち上げて静止する。 そして、ゆっくり降ろす。 これを繰り返す。

 

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こうしてリハビリの初日は終わった。 5分遅れてスタートしたので、時刻は11時25分であった。 そしてY士・妻・私の三人で受付に行き、次回の予約を1週間後とし、カードに日時と担当を記入して貰った。

 

初回は計画書を作ったので、会計は2500円とチョットだった。 無駄とは思えたが、割高なのは仕方ない。