パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

ワクチンの副作用!?!

 

長男が4月の上旬、週末の金曜日に帰省して来た。 いつもの様に夜8時頃、妻が最寄り駅まで、車で迎えに行った。 そして、帰宅後、夕食を食べるのであるが、この日は、

 

   「お酒は、いらないやぁ・・」

 

と言う。 今にして思えば、これが伏線だったのかも知れなかった・・

 

   ――――――――――

 

翌朝、起きて来て、

 

   「何か、だるいなぁ・・」

 

と長男が言うので、妻が持って来た体温計で測ると微熱・・

 

何か心当たりが無いかを訊けば、前日の午後3時頃、抗新型コロナウィルスワクチンの2回目の接種を受けた・・と言う。 (尚、1回目の時の副作用は、局所の痛みと腕が上がらなかった事くらいだったと言う。) まぁ、朝食は、普通に食べたので、

 

   「ワクチンの副作用だろう」

 

と思っていたが、時間が経つに連れ、本人は倦怠感を訴え始めた。 そして、体温が38℃を超える頃には、(「悪寒」とまでは言わないが)

 

   「何か、寒気がする」

 

と言い出した。 そして、自分より数日早く2回目の接種を受けた部長が、午後から早退したのを知って、その時は『大袈裟だなぁ・・』と思ったが、現実が分かったと言う。

 

そして、こんな事も言った。

 

   「自分の様な、若くて健康な人間が、(抗新型コロナウィルス)ワクチンでこんなにしんどいなら、高齢の人に接種をしたら、大変な事になるぞう・・」

 

と。 しかし、もう一晩寝たら、日曜日の朝には熱も36.7℃になり、ほぼ全回復して美容院に予約の電話を入れて、チャリで髪を切りに行った。

 

そして、帰り際の、最寄り駅への車の中で、長男が妻にこう言ったそうな・・

 

   「今回の週末は、家(=実家)に帰っていて良かったぁ!!! だって、熱が出ても一人じゃあないしぃ、チャンとご飯は出て来るしぃ・・」

 

  「一人だったら、食事を抜いちゃう?」

 

と妻が訊くと、

 

   「そうだねぇー」

 

と答えたそうな・・