パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ544 ―  2月のリハビリ(1)

 

それではここで、2月のリハビリを振り返ってみよう。 

 

先ずは、週の前半の担当(の理学療法士)は、日替わりであり、それぞれS士・I士・Sh士であった。 問題は、I士の時である。 またしても、書類の作成があるのである。 彼は、昔の書類をノンビリ捲(めく)って眺めている(様に見える)。 今回の書類は、A3サイズの「リハビリテーション計画書」である。 A3の用紙の半分に、びっしりと「現状分析」が、カテゴリー別に並んでいる。 私は、つい、

 

   「これをマジでやったら、全時間(20分間)掛かるゾー・・」

 

と思ったら、例えば、

 

「風呂に入る時 : ▢ 自分で出来る ☑ 介助があれば出来る ▢ 出来ない」

 

と言う風に項目を選んで、私に訊いて来た。 全部で質問は、全部で〜6問だけだっただろうか、ほんの数分で終わった。

 

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ある時、リハビリに出掛けた。 N整形外科の入り口で検温し、中に入って、血圧測定をして、理学療法士からの声掛けを待つ。 但し、声掛けが無い時は、先に、機械を用いたトレーニングを先に行う。

 

その時、私は、エルゴメーター(エアロバイク漕ぎ)を始めた。 リハビリ助手は時間を10分、強さを45Wに設定し、

 

   「何かあったら、言って下さい」

 

と言い残して、去って行く。

 

こうして、私はエアロバイクを漕ぎ始めた。 

 

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すると、I士がやって来て、

 

   「あと、8分かぁ・・」

 

とエアロバイクの液晶表示を見て、呟く様に言い、自分の施術台に戻って、

 

   「〇〇さーん?」

 

と次の患者の施術を始めてしまった。

 

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また暫くすると、T士がやって来て、同じ様に

 

   「あと、2分かぁ・・」

 

と言い、戻って行った。 私は、つい、

 

   「(2分間位なら、待ってて、(リハビリ記録のための)枠(=ブランクシート)でも書いておいたら?)」

 

と思ってしまった。

 

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私が。エルゴメーターを終える頃、今度は、Sh士が手を上げた。 そう、私を呼んでいるのだ! こうして、私は、施術を受ける事が出来た。

 

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以上の事から、週の前半の担当者(=理学療法士)は決まっておらず、その時、手が

空いている人が担当する・・と言う事が分かった。