パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診療024 ― 202009(2)

メモは、続いた。

 

   ――――――――――――

 

(2) 処方上の希望について 

 

  •   現行処方の継続をお願い申し上げます。

 

(2)は、f医師はも私も、PSP-PAGFの薬物療法に関しては「Gve Up」と言う事である。

 

(3)  血圧の測定結果について  (アムロジン5mgの処方結果の検証)

 

⑧ 前回診察日(8月○○)~昨日(9月○○日)の起床時及び就寝時の血圧は、次表の通りであった。

 

 

起床時

就寝時

日数

32

32

32

33

33

33

項目

最高血圧

最低血圧

脈拍数

最高血圧

最低血圧

脈拍数

単位

mmHg

mmHg

pulse/min

mmHg

mmHg

pulse/min

平均値

135

86

66

123

82

71

標準偏差

7.6

5.0

4.9

8.0

6.1

5.8

最高値

149

63

81

136

96

89

最低値

116

73

58

104

66

61

 

これは、いつもの報告である。

 

f医師は、こんな事を訊いた。

 

   「食べるのは、早いですか?」

 

これに対して妻が答えた。

 

   「いいえ、遅いんですぅ・・」

 

と。 すると、今度は、それを聞いたf医師が(質問の趣旨を)説明した。

 

「そうですかぁ。 この病気の人は食べるんが早い(人が多い)んですよ。 まだ、口の中に入っているのに、次々と入れちゃう・・ その結果、咽(むせ)たり、咳込んだりして、はては誤嚥性肺炎を起こしたりしてぇ・・」

 

今度は、妻が、

 

   「でもセンセ、(食事に)1時間とか2時間とか、掛かるんですよ!」

 

と訴えるように言った。 

 

ど以上の遣り取りは、どこかで聞いたことがある・・と思った読者に、座布団1枚!

 

   https://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2020/09/01/071442 (の後半)

 

ただ、前回と異なるのは、f医師が、

 

   「食べるスピードは、早いより、遅い方がイイですよ!」

 

と明言した事である。

 

その後、妻は私がユックリ食べていても、余り文句を言わなくなった。 まぁ、私も30分以内に食べ終える様、努力はしているが・・ ただ、自分の食器を、そくさくと片付けるのみである。 無言の圧力として・・ (滝汗)

 

今回は、新しい話しは無かった。