パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

癒しの一日 ― 富弘美術館  

 

 

貴方(貴女)は、「富弘美術館」をご存知だろうか? え? ご存じない??? では、紹介しましょう。 

 

   https://www.city.midori.gunma.jp/tomihiro/

 

先ず、場所ですが、上記URLにある通り、群馬県みどり市にあります。 え? みどり市もご存じない!?! ん! もう仕方ないなぁ・・

 

   https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BF%E3%81%A9%E3%82%8A%E5%B8%82

 

え? 地図が無いと、具体的なイメージが湧かない・・ですって!?! じゃあ、上記URLにある地図でも、見て下さいっ!!!

 

では、いよいよ、核心へ・・ 

 

続いて、「富弘美術館」の「富弘」とは? これは、「星野富弘」の名前ですね! え? 星野富弘を知らない??? 彼は、詩画作家です。 勿論、みどり市(旧 勢多郡東村)生まれ(1946年)です。 では、詩画とは?

 

詩画とは、画に詩を添えたものです。 例えば、「相田みつを」の作品に絵を加えた様な・・

 

彼は群馬大学を卒業後、中学の教師となったが、部活指導中の落下事故により、頸髄損傷を起こし、首から下が動かなくなってしまった。 それは、1970年(24歳)の時であった。 確かに、首から下は動かない、しかし、口は動く! そこで、口で筆を咥えて、絵を描いた。 最初に書いた画は、子供の落書きの様な、献身的に看護する母の姿であった。 1972年の事であった。 以降、画に詩を付ける様になり、腕をドンドン上げて行った。

 

で、本来なら、ここで作品を紹介したいのだが、会場は撮影禁止、著作権もあるので、Google.comの画像で、「星野富弘」で検索してみて下さい。

 

  https://www.townnews.co.jp/0108/images/a000903126_02.jpg

 

で、なぜ、「癒し」になるかと言うと、その詩が兎に角優しい。 また、花の絵が、「これ、本当に口に咥えた筆で描いたの?」と思うほどリアルだからだ。 更に、年代別に見てゆくのも、楽しい。 彼のスキルアップの様子も、見て取れるからである。

 

しかも、平日だと、お客は殆んどいないので、車椅子でもゆっくり観られた。

 

尚、妻と私は、義妹夫婦と一緒に行った。 義弟は、全行程車を運転してくれたばかりか、車椅子の有無も調べておいてくれた様である。 彼女達には感謝してもし切れない。