パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

新型コロナウィルスとリハビリ

さて、いよいよ3月になった。 3月は色々と行事があり、忙しい。 ・・ と思いきや、中国の武漢に端を発する「新型コロナウィルス」の影響で、全国各地で各種のイベントが中止又は延期になった。 小中高の殆どが休校となった上に、図書館等も閉鎖、部活は禁止、外出自粛要請も出されて、子供達は行き場を失い、(小さい子のいる)母親はパートに出られず、日本経済は麻痺してしまっている。

 

日本のみならず、世界でも状況は同様だ。 感染広がりと言う意味では、特に、米国、韓国とイタリアが酷い。 これらの国からの渡航(入国)を禁ずる国も多い。 例えば、米国。 ヨーロッパ全土からの入国を3月下旬の某日から禁止してしまった。 これにより、米国のNY証券取引所でのダウ平均株価は、一時1000$以上下がってしまった。 これを受け、日経平均も一時16,000円台まで落ちた。

 

さて、この上旬に、日本人の悪い所が出てしまった。 それは、トイレットペーパーの買い占めである。 その理由として、① トイレットペーパーの80%が中国産である、② (同じく不足している)マスクと原料が共通である、③ 公的機関の某職員がトイレットペーパー不足を煽る情報を流した、④ オイルショック時のトイレットペーパー不足がトラウマとなって存在している、等である。 (上記①、②のいずれもデマ) スーパーやドラッグストアの店頭からトイレットペーパーが消え、続いてティッシュペーパーも消え、やがて紙おむつも消えた。

 

なんというバカな事をしているのだろう、我々日本人は!?! 買い占めに走るなんて!!! 我が家では、残り5ロールだったが、買いには行かなかった。 まぁ、メーカーも、前回(オイルショック)の経験があるためか、対応も早かった。 結果、1週間程で、元に戻った。(相変わらず、不足気味であるが・・)

 

困ったのは、マスクだろう。 こう言う時に、マスクを買い占め、インターネットを通じて超高価で転売する輩が出現したのである。 実際、マスク不足に困って、連中から買った病院もあったとか・・ 

 

もしこの暴挙を看過すれば、政府が国内マスクメーァーに対して行った増産要請やその結果としての融資等の支援策(の効果)が、無に帰するばかりか、連中を利するだけになってしまう。 そこで政府は、立法措置により、マスクの転売を禁止してしまった。 それでも未だ、早朝のドラッグストアに並んでマスクを求める人の列が後を絶たない。

 

 

政府は、全世帯にマスクを2枚ずつ配布する・・と言っているが、いつになる事やら・・

 

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そんな中、N整形外科では、入り口に非接触型の体温計と消毒用のアルコールが置いてある。 入場する人は、必ず検温し、手をアルコール消毒しなければならない。 

 

オマケに、中国・武漢からの観光客を乗せたバスの運転手が新型コロナウィルスに感染した例があるので、送迎車の運転者も感染しない/させない様に、乗る人は起床時に体温を測れ・・と言うのだ。

 

初日は測っていないので、運転手が非接触型の体温計で測った。 そして、次回、送迎車を利用する時は、(測定した)体温を運転手に報告せよ・・という。

 

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長男に言わせれば、

 

   「なんでそんなに騒ぐのかなぁ? 普通の風邪と同じなのに・・」

 

と言う事らしいが、まぁ、確かに死亡例があるが、殆どが高齢者。 普通の大人の場合、不顕性感染で終わる事も多い。 オマケに、個々人で出来る感染予防策として、皆が手を洗いアルコール消毒するので、今年はインフルエンザが流行しない。 (例えば、不顕性感染を含め、7割の人が抗体を持つと、流行しない・・らしい。)

 

志村けん氏(享年70歳)の場合は、「仕方ない」、「無理もない」と言う声を聞く。 まぁ、1日30本のたばこを吸い、アルコールも休肝日が無かった・・と言う。 オマケに、肺疾患(肺炎?)の既往症もあるとか? 第一、人工心肺装置のある病院に運ばれた時には、既に意識がなかったらしい。

 

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そうそう、N整形外科では、患者の施術を行った後は、台や枕、クッション等に、アルコールをスプレーして、拭いていた。 それを、

 

   「コロナ対策です」

 

と言っていた。 まぁ、本来はコロナウイルス対策でなくても、やるべきだろう。 総合病院がそうだった様に・・