PSP-PAGF、教会へ行く - 滞米生活、その20
今日の日本列島は全国的に、日曜日。 そこで、日曜日に相応しい宗教関連の話題でも。
コロラド州フォートコリンズに滞在中、私は友人(米国人)から教会に誘われました。 ある日曜日に高名な宣教師が来訪して、有り難いお話(お説教)をするらしいのです。
私がキリスト教徒ではないのは、友人も承知です。 Yesの返事をしたら、一点だけアドバイスを受けました。 それは、Donation(寄付)です。 お話の途中で帽子が廻ってくるので、その中に入れる少額の紙幣を用意せよ・・と言う事でした。
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さて教会に着き、席に案内されました。 やがて賛美歌が始まりましたが、当然「口パク」です。 何しろ古語英語ですから! 例えば「You are・・」は「Thou art・・」です。 そして説教の途中で、本当に帽子が廻ってきました。 黒い男性用の帽子です。 中を見ると既に紙幣が入っていました。 私もポケットから持参の紙幣を出し、そこに入れて隣の人に廻しました。
宣教師のお話・お祈り・賛美歌と終わると、ティーパーティーです。 集会室には信者の女性による手作りクッキーが並んでいます。 見るからに外国人で、しかも初対面である私に、色々と気を遣って話しかけたり、親切にクッキーを勧めてくれたりします。 自分の母~祖母位の女性が多かった様でした。
ま、それはそれで楽しかったのですが、どうしても「場違い」の感はぬぐえず、結局、それっきりになってしまいました。
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あ、一つだけお節介を。 教会に集まる敬虔な信者たちは、ハイソでセレブな方々。 英語も、Polite English(丁寧語)を使わなければなりません。
勧められたクッキーを一口食べたら、
「Yummy.」でなく、「Ummm・・ I DO love it! (You made it?)」とか、
もし断りたいなら、
「No thank you.」ではなく、「I’d rather NOT if you don’t mind.」と残念そうに。
(DOやNOTにアクセントを置く。)
因みに、「もう満足(満腹)です。」は、
「I’m fed up.」です。
間違っても、「I'm satisfied.」と言いません様に。 後者はベッドの中で使う英語です。