パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

「綺麗に引いたし・・」

 

さて、今日は、M整形リウマチクリニックの受診日だ。 そこで、妻がクリニックの順番を取りに行き、改めて私と出掛けた。 もう受付終了時刻も近いので、満杯だったクリニックの前の駐車場も、欠け始めていた。 

 

実は、このクリニックは、肘の瘤で受診するのは、4回目である。 と言うのは、過去2回受診し、3回目は、

  

   「(薬だけなので)奥さんだけで、イイですよ」

 

と言われ、妻のみで処方を受けていたからである。

 

    http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2019/06/18/095436  (1回目の受診の様子)

 

それでも、30分位待ったろうか? 私の名前が呼ばれ、妻の介助を得ながら、診察室に入った。 すると、M医師は私の右肘を触診して、

 

   「うん、もう治りましたねぇ・・ 中の水も綺麗に引いたし・・」

 

と言った。 事実、もう瘤や隆起は全く無く、瘢痕も無く殆んど分からない。 その意味では、これで「完治」としたかったのだろう。 所が、ここで妻がM医師に話し掛けた。

 

「センセ、主人は足の浮腫(むく)みも、無くなったんです」

 

   「そうですかぁ、この薬は体内の水分を調節しますから。 浮腫みには別の(漢方薬があります)・・」

 

とここで、妻がツッコミを入れた。

 

   「もしこれで良くなったら、もう来ないでイイんですか?」

 

   「えぇ・・」

 

   「じゃあ、センセ。 もう1回分(同じ漢方薬を)処方して頂けませんか?」

 

   「う~ん ・・ イイですよー・・」

 

と、更に14日分の処方の「おねだり」をした。                      

 

 

まぁ、防已黄耆湯(ボウイオウギトウ)により、確かに夜間のオシッコの回数が減少し、また切迫尿意も消失し、両足の浮腫みが改善したのなら、もう少し飲んでいても良い。 

 

こうして、肘の瘤事件は、終焉を迎えたのであった。