パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

転倒と圧迫骨折(10)

6月第2週は早々にN医師による、健康保険による診察のある日だ。 そこで、私は妻の運転するTankの助手席に乗り、N医院に出掛けた。

 

健康保険のリハビリは、ほぼ4週間毎にやっているが、日記にするのは久しぶりだ。 確か前回は3月上旬だった。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2020/03/01/100943

 

いや、別に手を抜いた訳ではなく、レントゲンを撮って、同じ様な評価をするだけなので、日記にしなかっただけである。 では。その間のエポックは? それは、前回N医師からコルセットを外して良い・・と言う許可が出た事である。 まあ、もっとも、

 

   「一度に外さずに、徐々に慣らしていって下さいね?」

 

と言う、条件付きではあるが・・

 

さて、今回も、先ずはレントゲンの撮像が診察前にあった。 呼ばれて診察室内に入ると、N医師が、レントゲン像を見ている所だった。 彼は、我々に気付いて、軽く挨拶を交わした。 そして、レントゲン像の第12胸椎(=12月下旬に転倒により、圧迫骨折した場所)を指し、

 

   「ほら、中身が埋まって来てるでしょ!?!」

 

と言いながら、その場所を指した。 と、ほぼ同時に、振り返りザマに妻の表情を確認する様に見た。 そこは、これまでの段階で、圧迫骨折により失われた場所に、筒状に胸椎が再形成されて来た場所である。 つまり、今回は、その中身が(再)形成されつつある・・というのだ。 私は、

 

「(こんな事って普通にあるのだろうか? 何か、珍しい症例なのだろうか???)」

 

と思った。

 

こうして、予約を4週間後に決めて、診察は無事終わった。

 

さて、診察が終わると、次はリハビリだ。 そこで。妻がN医師に礼を言いながら、診察室の扉を閉めると、早速リハビリ助手がやって来て、私の世話を引き受けた。 

 

まぁ、「私の世話」言ってもリハビリ助手としての役割りを果たす・・と言う事である。 例えば、マイクロ波照射のときは、患部に合わせて患者を座らせ、患部に出力部を近付けて、10分タイマーをセットしたり、続いて車椅子に乗せて干渉波用の個別ベッドに連れて行き、背中下部から腰部を露出して、心電図を撮る時のプローブの様な電極を4つ付けて強度を患者に聞き、同じく10分にセットしたりする事である。 尚、健康保険のリハビリに、理学療法士は付かない。

 

こうして、合計25分程のリハビリを終えると、11時半近くになる。 さあ、帰宅して。昼飯にしよう!!!