パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ516―11月のリハビリ(1)

さて、世の中は12月中旬だと言うのに、日記は、漸く11月だ。 遅れている理由は、2つあって、① 滞米日記を書いていた事と、② 転倒によ圧迫骨折を起こし、安静にしていた事である。

 

そこで、11月のリハビリは、簡単に紹介しよう。

 

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さて、週の前半は、11月は4回あったが、初回は、I士であった。 そう、週の前半は、担当者が(ローテーションで?)変わるのだ。

 

私が、器械によるリハビリをやっていると、I士から声が掛かった。 そして、前回、彼の施術の中で印象的なのは、「スクワット」である。 何しろ、開脚のままスクワットをするのである。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2019/11/05/083333

 

しかし、今回は、違った。 どう違ったかと言うと、「脚を前後に開いて」のスクワットである!?! 脚を前後に開いたら、じゃあ、上半身は、どう傾けるの? それニ従って顔はどちらを向くの? 膝が足先より前に出ないのは、前の脚だけでイイの? ・・等々、色々と疑問が湧いてくる。

 

でも。仕方ないので、「それらしく」(=上半身を少し倒し、前方を見る様に)やったら、合格を貰えた。 しかし、今考えても、不思議なストレッチだ。

 

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さて、残りの週の前半は、S士が1回、I士がもう1回、T士が1回だった。 特徴的なのは、S士である。 

 

11月中旬の某日のことであった。 予め、市から上水道の清掃を夜中にやる・・と言う連絡があった。 その結果、翌朝、朝一番で水を使う時、水が濁ったり、エアーを噛んだりする事がある・・と言う注意書きもあった。

 

と言う事は。私は早朝に起き外に水栓を開けに出る必要がある・・と言う事だ。 つまり、屋外の立水栓を開けて、濁り水やエアーを逃がそう・・と言うのだ。

 

そこで、翌朝、私は屋外に出て、水栓を開け様と屈んだ時だった。 私は、バランスを失い、コンクリートに顔が付いた。 まぁ、決して出血した訳でも無い。 しかし、僅かな擦過傷が。頬に付いてしまった。

 

それでも、リハビリの迎えの車が来る。 そこで、リハビリに行ったら、担当はS士だった。 S士は、私の頬の傷を目敏(めざと)く見付けて、その成因を訊いた。 私は、朝、コンクリートの上でバランスを失って転倒した事のみを伝えた。 すると、彼は

 

   「怪我をしたのは、頬だけですか?」

 

と訊いて来たので、私が、

 

   「そうです」

 

と答えると、彼は私に膝を見せろ・・と言う。 私がジャージの裾を捲って見せた時。

 

   「古傷ばかりですけどねっ」

 

と言ったら、納得した様で、今度は。肘は? ・・と訊いて来た。 私が。服の袖を捲っ

えみセルと、無傷である事を知り、漸く納得した様だった。

 

彼による施術は、こうしてから始まった。