パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

グランドキャニオンの旅 - 滞米生活、その17

さて、私の滞米生活の紹介から、4ヶ月が経過した。 リハビリの話しばかりでは、退屈だろうから、その続きでも・・

                 http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2018/07/16/091000

 

米国に行ったからには、一度は見てみたいグランドキャニオン。 写真でご存知の方も多いでしょうし、行った事のある方もいるでしょう。 先カンブリア期からの地球の歴史を刻む、あの雄大な景色・・ でも、あれは渓谷の南側(South Rim)なのです。

 

コロラド州からグランドキャニオンに行きますと、先ずは北側(North Rim)に着きます。 North RimとSouth Rimはコロラド川を挟んで10マイル位しか離れていないのですが、全く異なる顔をしているのです。

 

North Rimに向かって車を運転しますと、森林地帯に入ります。 すると遠くで何かが動いています。 鹿です! 自動車の音に驚いて、森の中へ逃げ込んでいるのです。 森の中には他にも動物がいそうですが、脇見運転は危険です。 (汗)

 

森を進むと、急に開けて大きな建物が見えてきます。 ここがGrand Canyon North Rimの拠点です。 そう言えば、建物を越して遥か向こうに赤茶けた渓谷が見えます。 建物に入りコーヒーを注文して、窓から景色を眺めます。 10マイルも先では、どこがSouth Rim Visitor Center(ビジターセンター)なのか分かりません。 手前の森から続く渓谷の、その果ての水平線のどこかにあるのでしょう。 そこで備え付けの望遠鏡を覗き、地図と見合わせながら見当を付けます。 これから行く所ですから・・

 

http://wolf.schnell-web.net/misc/usa/2001/ (North Rimの写真集他)

 

(このURLが示すページの一番下に小さい写真があり「A few more pictures from National Park」と書いてあります。 ここをクリックすると、更に写真が見られます。)

 

売店では小さなカップに入った種を売っています。 リスのエサですね。 外では人懐っこいリスが、警戒しながらも近づいてきます。 慣れたリスは、人の肩に乗ったり手のひらの上のエサを食べたりもします。 つい「可愛いっ!」と思って手を延べたくなるのですが、止めた方が良いでしょう。 野生のげっ歯類(リス)はペスト菌を持っている可能性があるからです。 冷たい様ですが、外国では自分のリスクは自分で管理しなければならないのです。

 

一休みしたら、直ぐにSouth Rimに向かって出発です。 ずーーーーーーっと遠回りしないと、橋がありません。 時速55マイルで5時間のドライブです! 赤茶けたコロラド高原を延々と走っていると、「Colorado」(コロラド)の語源が、「Color red」(土が赤い色の場所)だと気付くのです。

 

South Rimの話題といえば、何と言ってもSkywalker(スカイウォーカー)。 私の滞米時には、まだありませんでした。

 

  http://www.grandcanyonskywalk.com/    (注 : 音が出ます。)

 

この画面の下に、各言語での案内へのアイコンがあります。 日本語は一番右です。 お楽しみ下さい。