パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ511―「リハビリ助手」

10月第2週になった。 いつもの様にFさんの運転で、駅前のロータリーに着くと、車椅子が待っている。 では、車椅子を押してくれる人は? 殆どの場合、「リハビリ助手」と言う職種の人達だ。 彼女/彼らの役割は、患者が機械によるリハビリを受ける際の患者の順番の調整・患者の誘導・スリップの回収・機械のセットアップとスタート・患者の様子の確認・終了時の機械の停止・患者の誘導や次に受ける機械の順番調整、そして診察や施術との調整などである。

 

では、構成は? 女性スタッフ4名と男性1名である。 つまり、緑1点である。 女性は常勤とパートに分かれる。 2名が正社員で、2名がパートらしい。 というのは、常勤の2名は患者情報に接する仕事をしているからである。 パート(?)の女性の内、1名は「研修中」の名札も着けている。 男性が常勤かパートかは不明である。

 

女性社員の内、1名がボス的存在(=ベテラン)で、30代後半と思われる。 小柄でスレンダーな女性でSさんと言い、他部門からの信頼も厚い。 もう一人の女性社員は、H嬢であり、20代の肉感的な女性である。 パート(?)の女性は、何れも40代と思われる。 男性はKクンと言い、20代で、見るからにスレンダーで格好イイ!

 

なぜ「リハビリ助手」と分かるかと言うと、名札の上、1/4位に「リハビリ助手」という刻印があるからだ。

 

では、具体的な仕事を見て行こう。 先ず、新患が来ると、

 

   「今日は、○○さんは、××と△△ね! 今、××が空いているから、先に××をやりましょう?」

 

と言ったり、一杯の場合は、

 

   「今、全部、塞がっているみたいだから、チョッと待っててね?」

 

と言ったりして、待ち用の椅子に案内する。 そして、××が空くと、○○さんのスリップの番号を見て、

 

   「NN番より前で××をお待ちの方、いらっしゃいますか?」

 

と一応聞いてから、××に患者を案内する。 そして、スリップを回収し、機械をセットする。 まぁどの機械も、セット項目としては、①場所(位置)、②強さ、③時間の3項目の設定が必要になる。 そして、スタートしたら、

   

「何か、(不都合な事が)あったら、言って下さいねぇ・・」

 

と言って、その場を離れる。 

 

   ―――――――――――――

 

さて、一定時間経つと、機械が終わり、機械固有のメロディーが鳴ったり、ビープ音がしたりする。 その音を聞いて、機械から患者を離して、一連の「機械」が終わる事となる。

 

その後の案内は、いろいろである。 例えば、

 

  • ・ 「じゃあ、この後は、先生の診察ね。 椅子に座って待ってて?」
  • ・ 「この後、お注射ね! 処置室に行ってね?」
  • ・ 「丁度、先生(理学療法士)が空いたみたいだから、次はそっち(=施術)をやりましょ?」
  • ・ 「次は、△△ね?」

 

等である。

 

患者が多い日は、リハビリ助手は、めちゃ忙しい。 リハビリ6室内を走りまわり、機械の終了音がしても、

 

   「はぁい、いま行きます」

 

と言って、患者に待ってもらわなければならない。 まぁ、患者が少ない時は、立って、室内を見渡しているだけだが・・

 

その後の、週の後半の」K士によリハビリも、無事終了した。