パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ504―大変だった・・  

 

さて、前回、第2週・後半のリハビリの様子として、「メニューを増やす」という視点からのみ紹介したが、実は、大変だったのだ。 例えば、朝食抜きで、オニギリと飲み物を持参せよ、しかも、朝8:15に迎えに行く・・と言う。 はて? 何のイベントだろうか???

 

そう、健康診断である。 

 

   「今年の(市の)健康診断を、いつものS医院で受けようかなぁ」

                       

と私が言うと、

 

   「毎週2回、N整形外科に行ってるんだから、そこで受ければ」イイんじゃない!」

 

と妻が言った。 確かに、市からの案内には、「健診実施医療機関」としてN整形外科が載っている。 そこで、私も

 

   「(うん、ごもっとも)」

 

と思った次第である。 そして、予め週の前半のリハビリ日に、採尿容器と採便容器とを受け取った。

 

では、なぜ、8:15なのか? きっと診療開始(9:00)前に終わらせたかったのだろう。

 

   ―――――――――――――

 

で、駅前ロータリーに着くと、車椅子が待っていた。 車椅子でエレベーターに乗り、N整形外科の受付に着いた。 すると、受付には、既に10人位のご老人が、待っていた。

 

待っていると、看護師がやって来て、採血をすると言う。 彼女は、私の右腕に                                          駆血帯を巻き、まだ静脈が十分怒張していないのに、「ブスッ」と刺した(様に思えた)。 しかも、針長全部を入れた。 きっと、採血途中で抜けないための配慮なんだろうが、私にはいささか乱暴に思えた。 そうしたら、案の定、注射痕が1週間程、痣(あざ)になっていた。

 

採血が終わると、処置室で、身長・体重・体脂肪率等を測定した。 え? 体脂肪率がどれ位だったか???・・ですって!?! それはねっ、15.6%でした。

 

検体は既に渡してあるので、採血すれば食事がOKとなる。 リハビリ助手のSさんは、私の車椅子を押しながら、

 

   「どこで食べて貰おうかなぁ・・ リハビリ室内じゃぁ拙いしぃ、(人目の多い)受付って訳には行かないし・・」

 

と言っている内に、受付を通り過ぎて、外に出てしまった。 すると、彼女は、

 

   「ここにしましょう! ここなら見る人はいないしぃ・・」

 

と言った。 脇には、クッションもあるので、飲み物も置ける。 そして、彼女は

 

   「10分位したら、来ますからね!」

 

と言い残して戻って行った。 そして私がオニギリを2つ食べ終えて、チョットすると、彼女が私を迎えに来た。

 

こうして、本日のリハビリがK士により始まった。 その内容は、下記の後半に記述した。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2019/10/04/082414

 

   ―――――――――――

 

こうして、本日のリハビリが、30分以上早く終わった。 その結果、自宅には、11時前に着いた。 すると、いつも11:30頃帰宅するためか、妻が家にいないのである。 運転手に鍵の在りかを教えたら、彼は、態々、取って来てくれた。 そこで、漸く家に入れた!

そして彼は車から玄関まで私の歩行介助をしながら、私に玄関に座って妻を待つ様、2~3度、念を押す様に言った。

 

10分程して、食料品の買い物から帰宅した妻に、このエピソードを紹介すると、妻は運転手の事を

 

   「本当に親切な人ね!!!」

 

と高く評価していた。