パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ495―お盆中でも診療

 

今日は、8月の中旬、世は「お盆休み」だ、「何連休」だ・・と喧(かまびす)しいが、病院は関係ない。 お盆中でも、普通に診療を行っている。 そこで、お盆にリハビリの予約を取ってあった。 そこで、妻の運転で、総合病院に出掛けた。 すると、受付番号(=その時点でのその日の受診者数)は、平日のそれと殆んど変わっていなかった。

 

いつものM医師による予診を終えて、受付前の待合い用の椅子に座って待っていると、M士が通り掛かって、

 

   「〇〇さん、こんにちは」

 

と我々に挨拶をした。 妻は、それを聞いて、

 

   「チャンと、『〇〇さん』って付けるんだぁ・・」

 

と感心していた。 この事があって、私は今日の担当がテッキリM士だとばかり思い込んでしまったので、T嬢(TaY嬢でなくToY嬢、いずれにしてもTY嬢に変わりはない)が、作業療法の施術に現れた時は、

 

   「(おやっ?)」

 

と思ってしまった。  しかし、予約カードを見ると、確かにT嬢(TY嬢)となっていた。

 

   ――――――――――――

 

こうして本日のリハビリが始まった。 彼女は、先ず台の上で私の上半身のマッサージを始めた。 そして、次のプロセス(施術)に移った。 その準備として、台を離れて輪投げを取りに行った。

 

その輪投げ用の輪を台に腰掛けた私の横に置き、私に

 

   「両手で輪を取って、私の腕に掛けて下さい?」

 

と言った。 彼女は私の正面に立って、腕を水平より少し上げた。 私にとって、ギリギリ届くか届かない位の距離である。 私が片手で輪を取り、それを両手で彼女の手に掛けると、彼女は次の輪の邪魔にならない様、それを腕に下げた。 こうして片側の輪通しが終わると、残りの側についても同様の事を行った。 では、この輪通しの目的は? きっと、背伸びをし、円背を補整する事だろう・・と思われた。

 

   ――――――――――――

 

さて、輪通しを終えると、テーブルに案内し、紙に手持ちの定規で枠を描いた。 2列で一番上の枠のみ1cm位の幅があり、その下にはその半分位の高さの枠が。10個程ぶら下がっている。

 

先ず、彼女は一番上の枠(=1行目)に私の名前を漢字で書く様指示し、私はその直下の枠 (=2行目)に、左側に片仮名で、右側には平仮名で読み仮名を書いた。 そして、3行目以降は。

 

   「トントンしましょ?」

 

と言って、テーブルの上をタップした。 私は、タップを聞いてから次の一画を書く事になるが、今回は、片仮名なので、要求に応じるのは比較的容易だ。 と思ったら、そんな簡単には行かなかった。 矢張り単純な(繰り返しの)所―――例えば「ミ」―――では、つい早くなってしまう・・

 

すると彼女は、

 

   「今、ここ(「ミ」の所)で少し早くなってしまいましたね!」

 

と言うのである。 まぁ、可愛い言い方をされると、修正したくなくなる。(滝汗)

 

   ――――――――――

 

さて、続いて理学療法であるが、担当がK嬢と言う初めて見る女性だ。 彼女は自己紹介後、私と一緒に歩き出した。 すると、どこからか、Y士がやって来て、K嬢に色々と教えている。 例えば、

 

   「ほら、患者(=私)は右に偏り易いから ・・ ××を支えてぇ!」

 

等である。 そして、歩行訓練を終えて。靴を脱いで台に上がった。 彼女の施術方法(術式)は極普通であったが、私が片脚を曲げて自分の膝を胸に付けるストレッチでは、私の足の裏を彼女自身の胸の間に付けて押した。 その後、反対側の脚へも同様の事を行った。 もし彼女の胸に付けたのが真ん中の足だったら、それは「パ〇ズリ」である!?! 

 

では、私の足に「何か」当たったか? ・・と言うと、それは無かった。(汗)