パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診療010―201906(2)

 

(2)  臨床調査個人票について

 

  • 引き続き、指定難病医療受給者証を受けたいと思いますので、掲題票のご記入をお願い申し上げます。
    • 未だ、先生にお伝えしていない項目とその内容に関しては、別紙をご参照下さい。

・ 申請期間が6月〇〇日~8月〇日までなので、次回診察日までにお願い致します。

 

と言う項目で、私は、妻に記入用紙と、前回提出分のコピーを渡そうとした。 するとf医師は、それらを一瞥すると、

 

    「あぁ、またこれか? 受付に置いてってくれる?」

 

と、面倒そうに言った。 まぁ、パーキンソン病の専門医ならではの悩みだろう。

 

 (3) 介護認定について

 

  • 現在、介護認定を申請中。 〇月〇日に市職員が調査に来訪。 (当日は、体調が良好だった。)
  • 介護認定に当たり、「主治医としての意見」をお願い申し上げます。

 

これについては、コメントは、無かった。

 

(4) 血圧の測定結果について  (アムロジン処方量の変更(5mg→2.5mg)結果の検証)

 

  • 前回診察日(〇月〇日)~昨日(〇月〇日)の起床時及び就寝時の血圧は、次表の通りであった。

 

 

起 床 時

 就 寝 時

有効日数

20

20

20

26

26

26

項目

最高血圧

最低血圧

脈拍数

最高血圧

最低血圧

脈拍数

単位

mmHg

mmHg

pulse/min

mmHg

mmHg

pulse/min

平均値

133(±)

87(±)

66(-)

124(+)

82(+)

71(-)

標準偏差

7.9

3.2

5.8

7.7

4.2

6.1

最高値

144

92

85

137

89

83

最低値

111

78

60

104

74

59

(平均値の(+)は、前回と比較して増加、(±)は不変、(-)は減少を示す)

以上

これに対して、

 

   「今のままでイイみたいですね!」

 

と言い、処方も決定した。 次の予約を〇月〇日に決定すると、f医師は、

 

   「35日ね!」

 

と言った。 最後に我々が立ち上がって、部屋を出ようとすると、妻が、

 

   「センセ、このポール、先生に前回ご紹介頂いたものなんです」

 

と言うと、f医師は

 

   「ヘー、良く手に入ったねぇ・・ 今、品薄らしいですよ? インターネット通販かなにかで買ったんですか?

 

と訊いて来た。 妻は、

 

   「えぇ、娘がインターネットで買って、送ってきたんです」

 

と答えた。 すると、f医師は椅子から立ち上がり、

 

   「長さは?」

 

と言いながら、ポールの長さを見てくれた。 私は、杖を前に出し、先を床に付けた。 すると、私の上腕が鉛直になり。前腕が水平になるのを見てf医師は、

 

   「うん。 長さも、丁度イイですね!」

 

と言ってくれた。