診療010―201906(2)
(2) 臨床調査個人票について
- 引き続き、指定難病医療受給者証を受けたいと思いますので、掲題票のご記入をお願い申し上げます。
- 未だ、先生にお伝えしていない項目とその内容に関しては、別紙をご参照下さい。
・ 申請期間が6月〇〇日~8月〇日までなので、次回診察日までにお願い致します。
と言う項目で、私は、妻に記入用紙と、前回提出分のコピーを渡そうとした。 するとf医師は、それらを一瞥すると、
「あぁ、またこれか? 受付に置いてってくれる?」
と、面倒そうに言った。 まぁ、パーキンソン病の専門医ならではの悩みだろう。
(3) 介護認定について
- 現在、介護認定を申請中。 〇月〇日に市職員が調査に来訪。 (当日は、体調が良好だった。)
- 介護認定に当たり、「主治医としての意見」をお願い申し上げます。
これについては、コメントは、無かった。
(4) 血圧の測定結果について (アムロジン処方量の変更(5mg→2.5mg)結果の検証)
- 前回診察日(〇月〇日)~昨日(〇月〇日)の起床時及び就寝時の血圧は、次表の通りであった。
起 床 時 |
就 寝 時 |
|||||
有効日数 |
20 |
20 |
20 |
26 |
26 |
26 |
項目 |
脈拍数 |
脈拍数 |
||||
単位 |
mmHg |
mmHg |
pulse/min |
mmHg |
mmHg |
pulse/min |
平均値 |
133(±) |
87(±) |
66(-) |
124(+) |
82(+) |
71(-) |
7.9 |
3.2 |
5.8 |
7.7 |
4.2 |
6.1 |
|
最高値 |
144 |
92 |
85 |
137 |
89 |
83 |
最低値 |
111 |
78 |
60 |
104 |
74 |
59 |
(平均値の(+)は、前回と比較して増加、(±)は不変、(-)は減少を示す)
以上
これに対して、
「今のままでイイみたいですね!」
と言い、処方も決定した。 次の予約を〇月〇日に決定すると、f医師は、
「35日ね!」
と言った。 最後に我々が立ち上がって、部屋を出ようとすると、妻が、
「センセ、このポール、先生に前回ご紹介頂いたものなんです」
と言うと、f医師は
「ヘー、良く手に入ったねぇ・・ 今、品薄らしいですよ? インターネット通販かなにかで買ったんですか?
と訊いて来た。 妻は、
「えぇ、娘がインターネットで買って、送ってきたんです」
と答えた。 すると、f医師は椅子から立ち上がり、
「長さは?」
と言いながら、ポールの長さを見てくれた。 私は、杖を前に出し、先を床に付けた。 すると、私の上腕が鉛直になり。前腕が水平になるのを見てf医師は、
「うん。 長さも、丁度イイですね!」
と言ってくれた。