パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ484―チャンと伝わっていた。

一歩一歩の度に、ツールを持ち上げなければならず、使い勝手も良くない・・

 

   http://www.genki-kai.jp/shop/image_view.html?image=000000003776_wMYlSXo.jpg

 

これで、台の周囲を一周すると、

 

   「余り、合いませんでしたねぇ・・ じゃあ、こっちを試してみましょう」

 

とH嬢が言い、スキーのストックの様なツールを2本出して来て、長さを調節した。 すると、そのストックの様な棒の左右を確認して、私に渡した。 私がグリップ部を握ると、彼女は、サイドベルト(マジックテープ式)を一旦緩め、私の手の甲でシッカリと締めた。 

 

これで、準備はOKらしい。 彼女は、

 

   「じゃあ、歩いてみましょう」

 

と言って、私を前方に促した。 この時の注意点は、「左足と右手、右足と左手」の様に、対角を交互に出す事である(と、f医師が言っていた)。 うっかりしていると、「右手と右足、左手と左足」になってしまう。 そうなると、ロボットみたいなぎこちない動きになってしまう。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2019/06/06/081439

 

こうして、帰路も妻の待つ受付まで、そのツールを使って、歩いて行った。

 

妻は、

 

   「M嬢は、チャンとH嬢に伝えてくれたんだぁ・・」

 

と言い、そのツールを使った、私の様子について、

 

   「姿勢が真っ直ぐで、背も高く見えて、イイんじゃない!」

 

と評価した。 そこで私が、改めてそのツールを見ると、「貸出禁止」の赤いテプラの他に、「キザキ」の文字の入った黄色いテプラが貼ってあった。 

 

それを見て、Web検索すれば、見つかるだろうなぁ・・と確信した。 事実、キザキのポールのカタログがあった。

 

   http://www.kizaki-net.co.jp/assets/2017medi.pdf

 

と言うのは、そんなに歩容が改善するなら、買っても良いかなぁ・・と思えたからである。 まぁ、どうせ市からの補助もある事だし・・