パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ482―M嬢によるツッコミ

 

さて、作業療法の後はM嬢による理学療法だ。 早速ではあるが、その様子を記そう。

 

先ずは、下半身のマッサージ、続いてストレッチである。 更には上半身のストレッチとして、前回実施した胸郭のストレッチをやった。 

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2019/05/29/075551

 

そして、彼女は6階に行って「自転車漕ぎ」(エアロバイク)をやりましょう・・と言った。 彼女は、私を3台あるエアロバイクの中央の1台に案内した。 確か、前回も同じバイクだった。 今回は、少し余裕があるので見ると、3台共、パネルの形がちがう・・ きっと、同一メーカーの発売時期の違いだろう。 と言うのは、パネル以外の駆動部は、見た目、殆んど同じだからである。

 

さて、パネルでの設定であるが、確か前回は「1kgf」だったが、今回は「0.5kgf」で前回と同じ程度に思われた。 そこで、ペダルを漕ぎ始めるとパネルの2つの項目が動き出した。

 

右上の数字はペダルの回転数/分(r.p.m.)であり、左下の数字は運動量(w)(=ワット)である。 この状態で、30wを実現しようと思うと、ほぼ60rpmを実現しなければならない。 しかし、60rpmと言うのは、かなりヒッチャキにならないと実現できない。 そこで、27w位で維持していると、M嬢が話し掛けてきた。

 

   「随分、頑張っていますねぇ・・」

 

と。 これに対して、私が

 

   「目標、30wなんです~」

 

と答えると、彼女は、

 

   「あのね、介護保険に切り替えるのは、〇〇さんのためなんですぅ。 例えば、毎週1回、こちらに通って来ていますよね? 往復で2時間位掛かっていません? もし、近所の(介護)施設を使えば、週3で出来ますよ!」

 

とツッコミを言入れて来た。 勿論、「〇〇さん」とは、私の事だ。 あぁ、M嬢がどこまで本心で言っているか不明だが、いずれにしても、その総合病院で受診していない者がリハビリのみを受ける・・と言う事が難しいのかもしれない。 それに、結局は医療保険から介護保険への切り替えを促す・・と言う、何らかの力が働いているのかも知れない。 

 

しかし、同じ月内では、医療保険介護保険とは共存できない。 すると、切り替えの月は、どうなってしまうのだろうか? そんな疑問をM士にぶつけると、M士は

 

   「そうですねぇ・・ 調べておきます」

 

と答え、同様に質問に対して

 

   「ケアマネさんに訊いてみたら?」

 

と言うものだった。 制度として、どうなっているか・・を訊きたかったのにぃ~

 

   ―――――――――――

 

次回予約日の決定時に、妻がM嬢に訊いた。

 

   「あのぉ・・ スキーのストックみたいな、両手で使う杖ってどうなんですか?」

 

と。 すると、彼女は、

 

   「あぁ、あれですね? じゃあ、今度、使って見ましょう」

 

と言った。