パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診療009―201905(1)

 

5月中旬に、中央クリニックのf医師を受診した。 いつもの手順で受診手続きを取り、診察室の前のソファーに座って待っていると、12~13分程で呼ばれた。 実は、我々の前に数人いたのだが、皆、(受診が)早いのである。

 

私がノックして診察室に入ると、f医師が椅子を廻して、こちらを向き、

 

   「どうでしたか?」

 

と訊いた。 私は、

 

   「(はて、前回は、特別な処方は無かったのに、何を訊きたいのだろう・・)」

 

とは思ったが、きっとリハビリ時に療法士が

 

   「体調は、いかがですか?」

 

と訊くのと同じなのか・・と思った。 そこで、私は、

 

   「余り、良くありませんでした」

 

と答え、いつものメモを渡した。 そこには、次の様に書いて置いた。

 

   ―――――――――――――

 

1)  前回受診日(20194月〇〇日)以降の体調について 

 

  • ドプス600mg+シンメトレル300mg、アムロジピン5mg(いずれも1日量)は、ほぼ毎日服用した。
  • 4月24日の早朝、トイレに起きて、転倒。 左上唇から出血してしまった。
  • ADL/QOLが、一層低下してしまった。 例えば
  • すくみ足とフリーズ:最初の一歩が出ず、フリーズしてしまう。
  • 屋外での一人(杖)歩行に、自信が無い。
  • K公園へ歩行訓練に、妻の運転で出掛けた。 しかし、最初から「妻を頼りの間欠跛行」となり、四分の一周でギブアップ。 帰路の車中で、開眼失行から閉眼となり、自ら指で開眼を試みるも出来なかった。
    • 仕方なく、以前の処方で最も有効だった「ノウリアスト20mg錠」×2/日(余分に処方されたり飲み残した分)を服薬。 その2日後から、歩行が回復し開眼失行も消失。 妻も食事時、「ちゃんと、眼を開いているじゃない!」と。 また後日、同公園に行くと、一周を完歩出来た。
  • その他の症状
    • 相変わらず、足がむくんでいる。
    • 右肘に、2週間程前から、瘤(こぶ)? 柔らかく、痛みは無い。 一体、何でしょうか? 対処は?

 

   ―――――――――――――

 

これを読み、f医師は私の方を向いて、私の右腕を持ち、肘の辺りをまさぐった。