パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診察201903―2  

 

F医師の視線は、次の項目に釘付けになっていた。 それはそうだろう、7ヶ月前に自分を見限って「パーキンソン病の専門家」と言われているf医師の所に行った患者が、本日、わざわざ頭を下げて、お願いに来たのだ。 

 

(4) 診療上の希望について  

 

➆ 貴院にて、リハビリテーションを受けるための「オーダー票」の有効期限が来月末と迫っていていますが、私の希望は継続です。 

 

つきましては、再来月以降に有効となる「オーダー票」を書いて頂けませんでしょうか?

(手続きに関しては、「F先生を受診して、『オーダー票』を書いてもらえば、良い」と言う旨のコメントを、リハビリテーション科のM医師から頂戴しております。)

 

そりゃ、そうだろう。 どの口で物を言うのか、どんな顔してお願いに来るのか・・ なーんて、思われていないだろうなぁ・・ と言う心配は、杞憂に終わった。 

 

と言うのは、以下の最終項目を読み終えたら、独自に診察を始めたのである。 たとえば、

 

  • 両手で強くグーパーをする。
  • 親指と人差し指、親指と中指、親指と薬指、親指と小指とを順次、付けて離す。
  • を逆順に行う。
  • (杖を使わずに)室内歩行をし、ターンして戻って来る。
  • 診察台に腰掛けた位置から起立する。 これを2回、繰り返す。

 

(5) その他  

 

⑧ 前々回に、先生に書いて頂いた指定難病医療受給のための「臨床調査個人票」を7月19日に提出して参りました。 その結果、引き続き「進行性核上性麻痺」で、昨年10月1日から本年9月30日までの認定を受ける事が出来ました。 有難うございました。

 

では、上記1.~5.の課題を出したF医師による私の評価は?

 

  1.、2.、3.に対してはコメントは、無かった。 きっと、完璧に出来たからだろう。

  4. 「普通に歩けますねぇ・・」と。

  5. 「台が高いから(立ち座り動作が)簡単なのかなぁ・・」と。

 

つまり、手の動作はOK、歩行能力に各段の問題も無く、体幹も大丈夫の様だ・・ と言うF医師の評価だったと思われた。 そして、前記の(=(2)の③の)様子よりも随分良いとも思われただろう。 

 

それ位、今回は上手く歩けたのであった。 ま、リハビリの成果としよう!!!