蕪と大根
畑に大きな株があった。 何の株かと思って、根の辺りを見てみると、白いものがみえる! 何かと思ってスコップで一部を掘ってみると・・ 蕪だった。 蕪と言うと、直径5~6cm位のが食用として頻用されているが、そう言う蕪では根(食用部)の半分位が地上に出ているが、この品種では殆どが地下にある。 そこで、スコップで掘ってみると・・ 直径25cm位はある。 しかも、葉部が元気だ!!!
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なぜ、そこにあるか不明であるが、こんな大きな蕪を見るのは、初めてだ。 しかも、蕪の食用部が殆んど地下にあるので、中々抜けない。 と言うのも、普通の蕪では、根がひげ根になっているが、この巨大な蕪では、先がチャンと「根」になっている。
ここまで来ると、ロシア民話「大きなかぶ」を思い出した方もいるだろう。
https://www.youtube.com/watch?v=Tswo8MrOkIw
一般の蕪しか知らなかった人は、
「流石はロシア! 随分と誇張した話しだなぁ・・」
とは思っただろう。 私は、この巨大な蕪を見てからは、有り得るかなぁ・・ と思い出した。 しかし、人間の身長より直径の大きな蕪は、誇張のし過ぎだろう。 それでも、味については、「甘い」と言う事だが、それは誇張ではなかった。 実際、皮を厚めに剥いてコンソメと煮たが、蕩(とろ)けそうな位柔らかく、勿論、甘かった。
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大根を蒔いたら、良い大根が沢山とれた事は、報告した。
http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2018/11/25/080407
所が、その内。1本だけ「赤い大根」があったのだ。 では、大きさは? 次の画像を見て欲しい。
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え? これじゃあ、比較するものが無いのでサイズが分からない・・ですって??? じゃあ、その大根を持って見よう。
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どうだろう、直径12~13cm位はありそうだ!?!
所で、赤い大根には種類があって、芯まで赤い品種と、表面(=皮)だけ赤いのがあるそうだ。
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/Akadaikon.htm
これは切って見ないと分からない・・ そこで、スパッと切って見ると後者だった。
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では、どうやって食べようか? ・・そう、アントシアニン系色素は液のpHが低いと良く発色する事が知られている。 であれば、甘酢漬けはどうだろう・・と言う事で、大根の漬物を作った。 それが下記画像(の左側のタッパーウェアの中)である。 尚、右側の漬物容器に入っているのは、やはり畑で採れた白菜の漬物である。
https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20181223/20181223124855.jpg
この状態で2~3日置くと、もう、食べられる。
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では、早速、1枚を戴いて見よう。(要は、「つまみ食い」) 歯応えはポリッ・サクッとして、
「うん、美味しい!!!」
大根特有の辛味も無く、さっぱりしている。