パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

気功 52

 

さて、1月上旬には、もう一つ行事が残っていた。 それは、気功の施術を受けることである。 そこで、妻の運転で気功師宅へ出掛けた。 気候の施術を受けるのは、ほぼ2ヶ月ぶりである。

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2018/11/15/082823

 

で、今回の気功師へのお土産は、我が家の手作り「干し柿」とした。 と言うのも、気功師食品添加物がダメで、我が家の様な無農薬野菜や干し柿の様な手作り品を、殊の外、喜んでくれるからである。 

 

   ――――――――――――――

 

いつもの様に、うつ伏せで50分仰向けで10分程、施術をした。 その後、コーヒーとスイスロールケーキで、もてなしてくれた。

 

   「血圧が134(mmHg)の74で、えーと・・前回が

 

128だったから上がチョット高いわねぇ・・ ま、冬だから、これくらいは仕方ないか。」

 

気功師がノートを捲(めく)りながら言った。 そして、気功の効果の話しになった。 先ず、妻が気功師に言うと。

 

   「センセ、(主人が)軽くなったと言っています。 まぁ、これも一週間位しか持たないらしけど・・」

 

   「そう、でも一週間じゃあ短いわねぇ・・ 今回は、目一杯入れておいたから!」

 

気功師がレコメした。 しかし、気功と言うものは、実に不思議なものだ。 気功師はこんな話をしてくれた。

 

   「いつも診ているある人が、体調が悪いと言うので、私の所に来たの。 私は一生懸命、その人に施術をしたわ。 すると、その悪いものが私に憑いちゃったみたいあの・・ それから数日間、私は七転八倒の苦しみよ! 何しろ、立ってても痛い、寝てても痛い・・ もっとも、その人は良くなった・・と言っていたけど」

 

これに対して、妻が疑問に思った。

 

   「センセ、そんなもんセンセの(気功の)力で追い出せないんですか?」

 

と。 それに対する気功師の説明は、もっと不思議だった・

 

   「前にも言ったかもしれないけど、気功と言うのは、自分自身には効かないの。 そればかりか、家族や身内にも効かないのよ」

 

と言う事らしい。 一方、西洋医学の措置、例えば処方薬・検査・手術等の外科的処置等、どれをとっても、「家族が風邪に罹ったので処方したが無だったとか、身内の手術を実施した所、手術そのものは成功したのに、一向に効果が現れない」

 

な-んて事は、聞いた事が無い。 一方その現象は、気功(師)全般に言える事らしい。 と言うのも、別の気功師が全く同じ事を言っていたからである。