パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

年末最終行事―歯医者とリコール

 

2018年も押し詰まって来た。 今月中(=今年中)に済ませなければならない事は、歯科医に行く事とプリウスのリコールによる車の修理である。 実は、後者の予定が11時と先に決まったので、後から前者を10時に決めたのであった。 と言うのも、ディーラーが(リコールの修理で?)忙しく、日中の時間が取れなかったのである。

 

つまり、リコールの修理が「40分程掛かる」と言う案内が手紙にあり、営業は「1時間見て下さい」と言い、歯医者が自宅とディーラーとのほぼ中点にあって、歯医者自宅へは自宅から正味15分(Door to doorで20分程)掛かるからである。 

 

で、早速歯科医に行った。 5分前に着く様に出掛けたが、出発間際に色々あって、到着がギリギリとなってしまった。

 

しかし、A歯科衛生士(女性、以降「A士」と称する)による実際の「歯のお掃除」は、10分遅れで始まった。 と言うのも、直前の患者に時間が掛かっていたからである。

 

こうして、思いも出すだけでも身の毛がよだつ超音波スケーラーによる歯石の除去が始まった。 まぁ、それは10分程で終わり。詰め物の補修に取り掛かった。 と言うのも。診療の直前のA士による問診時に、

 

   「前回詰めてもらった所が、冷たい水で沁みるんです」

 

と言うと、

 

   「暖かいお湯なら沁みないんでしょ! だったら、お湯を使って?」

 

と言った。 まぁ、当たり前すぎて、返答に窮した。

 

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さて、沁みる部分へは、詰め物を増す様だ。 と言うのも、A士が材料・薄板(カセロール?)・練り用のコテ(先に小さなヘラが付いたモノ)等をどこかから持ってきたから・・

 

先ず、彼女は、私の(詰め物のある)歯の表面の「目荒らし」を行った。 これは、現在の(補修前の)歯にそのまま詰め物を盛っても、その歯の表面の唾液や食物カスなどが剥離面を形成するので、新しい詰め物が上手く接着出来ないからである。 そのため、タワシの様な回転ブラシを歯の表面―――正しくは、旧詰め物の表面―――に当てた。

 

続いて、新詰め物の準備である。 彼女は、10cm角程の白い板の上に、チューブから灰色のペーストを1cc程出した。 そこに、先程のコテで黄色く粘度の高い液体を混ぜて、練り込んだ。 きっと、硬化剤と重合開始剤と思われる。 彼女はそれを私の歯に盛り、指で整形した。

 

最後に、彼女は、

 

「1時間は、食事をしないでくださいね」

 

と言い、治療を終えた。 お金を払い、満杯のエピオスウォーターと健康保険証を受け取り、急いで車に乗ると、10時40分だった。 

 

   「(スワ、遅刻かぁ・・)」

 

と思ったが、5分前に着いた。 着くと、事務員風の女性が出て来て、室内のテーブルまで案内し、飲み物のオーダーを訊いてくれた。 すると、営業の担当が出て来て、来訪のお礼を言い、鍵を預かって、

 

   「それでは、お車をお預かりして、早速修理に入らせて頂きます。 1時間程したら、お車を洗車してお返し致します」

 

と言って、消えた。 すると、約40分後に、作業者が営業と共に現れ、作業明細書を私に渡した。 そこには、「パワーマネージメントECU書替えR(プリウス)」とのみ、書かれていた。

 

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こうして、年末行事もチャンと年内に無事に終わったので、妻とランチをして帰宅した。