パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ446―「私が、生まれる前」

 

さて、途中に干し柿の話題が入ったが、作業療法の次は、S士による理学療法だ。 先程の昇降可能な台で待っていると、S士が、声を掛けてきた。 彼は、殆んどいつも

 

   「(今日の)体調は、いかがですか?」

 

と訊く。 ある時、余り体調の良くない時、私が

 

   「チョベリバっすよー」

 

と答えると、かれは、

 

   「チョベリバですかぁ・・ それって、私が産まれる前に流行ったんですよね? JKやガングロ女子が使っていた・・」

 

そう言えば、1995年頃の流行であった。 今から23年前の事である。 僅か23年と思うか、もう23年と思うか、人それぞれであろうが・・

 

   ―――――――――――

 

私は、S士は、20代後半かと思っていた。 しかし、彼の言葉を真に受けるなら、22~23歳と言う事になる。 では、理学療法士の平均年齢は? 男性33.9歳、女性33.0歳で、分布のピークは男女共26歳~30歳で、夫々18,952人と12,234人らしい。 (出典:http://www.japanpt.or.jp/about/data/statistics/

 

そのピークの頃の理学療法士の国家試験合格者数は3,000~4,000人なので、30歳を過ぎると合格者数以上の離職者が出ている事になる。 別の見方をすれば、現役は21歳~60歳で115,434人であり、累積全合格者数の77%程になる。 つまり、ほぼ4人に1人は、合格しても理学療法士として働かないか、理学療法士を辞めてしまっている。 

 

その理由の一つは、待遇(給与)である・・と言う。 医療系専門職の中では低く、医師は勿論、看護師にも及ばない事がある。 (看護師は夜勤や残業、休出がある。) ではここで、理学療法士の平均像を見てみよう。

 

・平均年齢:31.8歳
・勤続年数:5.3年
・労働時間:163時間/月
・超過労働:5時間/月
・月額給与:280,700円
・年間賞与:701,200円
・平均年収:4,069,600円

 

と言う事である。 (出典: http://careergarden.jp/rigakuryouhoushi/salary/

 

気になるのは、勤続年数である。 これが、5.3年と短い。 

 

そう言えば、以前担当してくれたO士は海外で活躍しているだろうか?

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2014/08/05/094808

 

それに、(ハンティングにより?)転職したI士は、元気にしているだろうか?

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2018/05/11/084408

 

   ―――――――――――

 

途中、話しは逸れたが、S士による理学療法は、無事に終了した。 

 

リハビリ446―「私が、生まれる前」

 

さて、途中に干し柿の話題が入ったが、作業療法の次は、S士による理学療法だ。 先程の昇降可能な台で待っていると、S士が、声を掛けてきた。 彼は、殆んどいつも

 

   「(今日の)体調は、いかがですか?」

 

と訊く。 ある時、余り体調の良くない時、私が

 

   「チョベリバっすよー」

 

と答えると、かれは、

 

   「チョベリバですかぁ・・ それって、私が産まれる前に流行ったんですよね? JKやガングロ女子が使っていた・・」

 

そう言えば、1995年頃の流行であった。 今から23年前の事である。 僅か23年と思うか、もう23年と思うか、人それぞれであろうが・・

 

   ―――――――――――

 

私は、S士は、20代後半かと思っていた。 しかし、彼の言葉を真に受けるなら、22~23歳と言う事になる。 では、理学療法士の平均年齢は? 男性33.9歳、女性33.0歳で、分布のピークは男女共26歳~30歳で、夫々18,952人と12,234人らしい。 (出典:http://www.japanpt.or.jp/about/data/statistics/

 

そのピークの頃の理学療法士の国家試験合格者数は3,000~4,000人なので、30歳を過ぎると合格者数以上の離職者が出ている事になる。 別の見方をすれば、現役は21歳~60歳で115,434人であり、累積全合格者数の77%程になる。 つまり、ほぼ4人に1人は、合格しても理学療法士として働かないか、理学療法士を辞めてしまっている。 

 

その理由の一つは、待遇(給与)である・・と言う。 医療系専門職の中では低く、医師は勿論、看護師にも及ばない事がある。 (看護師は夜勤や残業、休出がある。) ではここで、理学療法士の平均像を見てみよう。

 

・平均年齢:31.8歳
・勤続年数:5.3年
・労働時間:163時間/月
・超過労働:5時間/月
・月額給与:280,700円
・年間賞与:701,200円
・平均年収:4,069,600円

 

と言う事である。 (出典: http://careergarden.jp/rigakuryouhoushi/salary/

 

気になるのは、勤続年数である。 これが、5.3年と短い。 

 

そう言えば、以前担当してくれたO士は海外で活躍しているだろうか?

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2014/08/05/094808

 

それに、(ハンティングにより?)転職したI士は、元気にしているだろうか?

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2018/05/11/084408

 

   ―――――――――――

 

途中、話しは逸れたが、S士による理学療法は、無事に終了した。 

 

え? その中身ですか??? 例えば、彼は棚からストレッチポールを持って来て、台に浅く腰掛けた私の目前に置き、両手をその上に乗せる様、指示した。 そう、以前やった事がある!

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/20130408/1365369312

 

そこで、私が思い出しながら以前通りやったら、

 

   「そうなんですが、上体を倒す時、もっと骨盤を倒すんです」

 

と、彼が注意した。 そう、2つ目の要素であるスクワットの事を、忘れていたのだった。 例えば、彼は棚からストレッチポールを持って来て、台に浅く腰掛けた私の目前に置き、両手をその上に乗せる様、指示した。 そう、以前やった事がある!

 

   http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/20130408/1365369312

 

そこで、私が思い出しながら以前通りやったら、

 

   「そうなんですが・・ 上体を倒す時、もっと骨盤を倒すんです」

 

と、彼が注意した。 そう、2つ目の要素であるスクワットの事を、忘れていたのだった。