パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

診療002―201810―1

 

さて、今日は午前中に中央クリニックで診察、午後から総合病院でリハビリのある日だ。

 

先ずは、クリニックである。 8:40に出発すると8:50には着いた。 前回、f医師が早目に出勤していたらしく、9時前に患者が呼ばれたので、少し早目に到着する様にしている。

 

今回は比較的空いていたので、患者4番目位に呼ばれた。 そして、扉をノックして、診察室に入った。 我々が座るや否や、f医師が質問した。

 

   「セディールはどうでした? 効きましたか?」

 

これに対して

 

   「(メモを渡すチャンスは今だ!)」

 

と思って、メモを渡した。 (前回は、タイミング悪く、渡しそこなった。) そこには、次の様に書いて置いた。

 

   ―――――――――――――――

 

(1) 前回受診日(2018年9月〇日)以降の体調について 

  •  ① ドプス600mg+シンメトレル200mg、アムロジピン5mg(いずれも1日量)は、以降、毎日服用した。
  • ② 従来の処方(プラミペキソール、ノウリアスト、トレリーフ)の影響を除くため、6日間の休薬期間を置いた。(その間は、①のみ、服用)
  • ③ 7日目より、セディール15mg(5mg×3)/日を服用開始。 最初の3~4日はやや有効、その後は僅かに有効。
  • ④ 14日目より、セディール30mg(5mg×2×3)/日を服用開始。 17日目からすくみ足・小刻み歩行が出現。
  • ⑤ 18日目は、セディールを休薬。 その後24日目まで、セディール15mg/日に戻すも、薬効を感じられず。
  • ⑥ 25日目の夕方、セディール10mg(=5mg×2)を服用すると、夜中にすくみ足・小刻み歩行が出現。
  • ⑦ 26日目は、セディールを休薬。 その間、歩行障害が再出現。
  • ⑧ ADLの低下と転倒防止のため、27日以降、以前処方されたノウアリスト40mg(20mg×2×1)を服用開始。 29日目より、やや有効。
  • ⑨ 36日目より、(薬物間相互作用の検討のため)セディールを再開。 しかし、薬効の増分を感じられず。
  • ⑩ その後、セディールをある限り服用。 (約5日間)

 

現在の服用状況:ドプス600mg+シンメトレル200mg+ノウアリスト40mg、アムロジピン5mg(いずれも1日量)

 

 (2) 処方について  (処方量は、1日当たり)

  • 上記①~⑩までの結果、
    • セディール15mg(5mg×3)/日は、PSP-PAGF(進行性核上性麻痺-純粋無動症)には、ほぼ無効。
    • セディール30mg(5mg×2×3)/日は、同症の症状を寧ろ悪化。(再現性あり。)
    • ノウアリスト40mg(20mg×2×1)/日は、同症の症状を改善。

と考えられた。

  • 現在、以下の薬を保有している。

ドプス200mg×3×42日分(=126錠)、シンメトレル100mg×2×35日分(=70錠)、アムロジン5mg×1×28日分(=28錠) (本来、総合病院で調節して来るべきでした。(><); )

その理由は、以下の通り。

  • 飲み忘れがあった
  • 総合病院にて、次回診察まで49日間の所、50日分処方された。(何度も)
  • 総合病院のF医師により最終、28日分処方されたが、現実には14日で先生の処方を受けた。

 

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f医師は、(1) を冗長だと思ったのか、(2) を熱心に読んでいた。 もしかしたら、自分が処方したセディールの効果が否定的だったのが、ショックだったのかも知れない。