パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ435-大きいタオルは、難しい。

  1. さて、午前中のクリニックでのf医師による初診が終わると、午後からは総合病院にて、リハビリのある日だ。 そこで、妻の運転で総合病院に出掛けた。 いつも通りの手順で進み、待合椅子に座って待っていると、M士が声を掛けて来た。

 

   「〇〇さーん?」

 

と。 そう、今日も作業療法が先で、後から(S士担当の)理学療法だ。

 

M士は、私が方向転換と歩き始めが苦手なのを知っているので、チャンと上手く立ち回って私の左側から、軽く支える。 渡しが突進しそうになると、

 

   「ゆっくりぃ、ゆっくりぃ・・ ハイ、立て直してぇ・・」

 

と言って、歩調を修正してくれる。 こうしてリハビリ室に入り、奥の方の空いている台を探す。 と言うのは、リハビリ室の奥のほうに、作業療法用の器具やテーブルがあるからだ。

 

   ―――――――――――――――

 

先ず、M士は台に腰掛けた私の正面で丸椅子に座り、両手を前に出す。 私に真似てみよ・・と言う訳だ。 彼は、両手の平を上に向け、両手を強く握り、開いた。 更に指を親指から小指までを順番に閉じたり、反対方向に開いたりする。 続いて、少し離れて「前へ倣えっ」をする。 そして、両手の平を上に向ける。

 

まぁ、ほぼ出来ているので、これらのチェックの結果に対して特にコメントはない・・のが通例である。 その後、いよいよその日の施術に入る。

 

さて今日は、タオルを塗り箸で畳む練習だ。 ただ今回は、タオルと言っても、横に2枚繋げた大きさだ。 つまり、正方形に近くなる。

 

これが、超ムズい。 と言うのは、1回目の折りたたみで、左右が合わないのである。 オマケに、箸で中央を持ち上げたときの左右の耳も(普通のタオルの時と比べ)大きくなり、不揃いだ・・ 不揃いの理由は、チャンと、中央を箸で摘んでいないからであるが、タオルの幅が広くなると、辺の中点が分かり難くなるのだ。

 

更には、何とか1回目を畳めたとしても。隅同士を合わせるのが、不可能な位難しい。 と言うのも、タオルの隅を箸で持ち上げても、(上下のタオルの)隅同士を合わせるのは、まず不可能である。 なぜなら、上下のタオルの接触面積が大きいため、タオルを左右にずらす事ができないのである。

 

つまり、最初の箸使いで、テーブル側タオルと箸で持ち上げる側の中央をピタリと揃えなければならないのだ。

 

しかし、このタオル2枚分を指定の通り畳む事がムズかしいのはM士も知っていたのだろう、余り上手く畳めていなくても、「OK」をもらえた。

 

   ―――――――――――――――

 

そうそう、リハビリから帰宅後、O外科整形外科に、グルタチオン点滴(予約)のキャンセルの電話を入れた。

 

   「あのぉ・・ 明日の午前10時にグルタチオン点滴の予約をお願いしてあります〇〇と申しますが、チョット行事が立て込んでしまって・・ キャンセルしたいんですが・・」

 

   「ハイ、明日の分ですね! 分かりました。 ・・ 代わりの日を予約しますか?」

 

   「行事が立て込んでいるので、お願いする時は、改めてお電話差し上げます。」

 

   「ハイ、分かりました。」

 

   「では、失礼します。」