パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ434―「美尻」のために!?!

 

さて、午前中にグルタチオン点滴を済ませたら、今日は午後から総合病院にて、リハビリのある日だ。 この所、作業療法理学療法のある日は、作業療法を中心に紹介して来た。 そこで今日は主に理学療法の施術を紹介しよう。

 

担当は、イケメンのS士である。 いつもは作業療法の後に理学療法があるので、私が台の上で、寝て待っていると、

 

   「○○さーん」

 

と声を掛けてくる。 そこで返事をして、軽い挨拶を交わして施術に入る。 すると、彼は最初に骨盤を開く。 以前も言ったが、この時の親指の位置が微妙だ。 (汗)

 

では、前任のI士の施術と、どこが、どう異なるのだろう・・ もちろん、施術の目的は同じであるが、色々と異なる施術のターゲットが同じであったり、逆に同じ様な動作でも、目的とする部位が異なったりする。

 

例えばI士時代に良くやっていた、「四つん這い」での片脚を真っ直ぐ上げる動作。 これは、体幹を鍛え、バランス力を着けるためであるが、M士はそれを「うつ伏せ」でやって見よ・・と言う。 

 

私がやると、

 

   「ハイット、膝は真っ直ぐ伸ばしたままでぇ・・」

 

と檄が飛ぶ。 やってみると分かるのだが、太腿の前面を全部床から離すには、相当お尻の筋肉が必要なので「美尻男子」(寒)になる? しかも膝を伸ばすために、脚全体の筋肉も使う・・ これはもう、脚全体に余分な肉のない引き締まった下半身になるっきゃないでしょ!?!

 

勿論。上記の筋トレには、その様な効果もあるだろう。 しかしこの「うつ伏せ片脚上げ」には―――後で知るのであるが―――背筋を鍛える効果もあるのであろう。 否、本来は、そっちかも知れない・・ 

 

と言うのは、片脚を上げる時、左右の骨盤共台(床)に着いていれば、確かに「美尻」+「美脚」かも知れないが、もっと上げるためには、上げた脚と同側の骨盤を台(床)から離さねばならず、この事により、背筋のトレーニングになるからである。

 

これこそが、「同じ様な動作でも、目的とする部位が異なったりする」と言う例であtった。