パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

グルタチオン点滴療法26~27  

 

さて今日は、2018年7月後半のグルタチオン点滴について、報告しよう。 実は、この2回を以って、グルタチオン点滴を終了するのである。 その決定的な理由は、次々回に述べるf医師の発言によるのであるが、実はそれとは別に、不信感を持つに至った対応が、今回、O医師にあったのである。 今日は、その事を中心に、話しを進めよう。

 

さて、グルタチオン点滴に対する私の悩みは、その効果が徐々に薄れつつある事であった。 

 

「全くぅ・・ 高いお金を掛けて『効きません』じゃあ、しょうがないわねぇ」

 

と妻が正論を言う。 確かに、健康保険の効かない自由診療なので高いのは仕方ないとして、効果が無いとなると、何のための点滴・・かと思ってしまう。 そこで、私は直接O医師に訊いてみた。

 

   「あのぉ・・ グルタチオン点滴の効果がこの頃低下しているのですが、一旦休むと(次回の点滴の時に)回復するのでしょうか?」

 

これは、グルタチオン点滴を私に紹介してくれたM女史が、

 

   「そんな時は、点滴を1~2ヶ月休んでみては?」

 

とアドバイスをくれたからである。

 

話しは戻って、O医師は私の質問に対して、

 

   「じゃあ、次回、4,800mgでやってみましょう。 4,800mgまでは、(投与)例があるから・・」

 

と言った。 それを聞いて、妻が早速反応した。

 

   「センセ、副作用は?」

 

これに対して、O医師は、

 

   「ありません!」

 

と言い切った。 そして、最終回には、4,800mgの点滴を受けた。 点滴終了後、O医師は、

 

   「どうですか、動きは?」

 

と訊いたので、私は、正直に

 

   「少し、イイみたいです」

 

と答えた。 するとO医師は、去り際にこう言った。

 

   「こんな事は、(健康)保険じゃ、出来ないからね!」

 

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私の印象は、

 

  • ① 私の質問(点滴を一度休むと、次回薬効が回復するか?)に答えていない。
  • ② 逆に、(4,000mgから 4,8000mgへの)増量して対応した。
  • ③ 上記①・②の対応は、保険非適用の患者を逃さないためか?
  • ④ そもそも、私はパーキンソン病ではない。
  • ⑤ 1回、4,000mgは多い。 進行性核上性麻痺では、グルタチオンは2,000mg程度に抑えて、他の薬剤を同時投与する例もある。
  • ⑥ 上記⑤を実行せず、単に②の対応を取られると、まるでモルモットになった様だ。
  • ⑦ これで、4,800mgで効かなくなったら、次は5,600mgになるのだろうか?

 

以上、「印象」と言うよりは「不信感」というほうが、当を得ているだろうか?