パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

グルタチオン点滴療法―24~25

 

2018年7月になった。 今月も、最初の行事はグルタチオンの点滴だった。 しかも、午後からは総合病院にてリハビリのある日だ。 そこで、グルタチオン点滴の7月前半の様子をお伝えしよう。

 

実はグルタチオン点滴の開始から4ヶ月が経過し、次の血液検査の時期(検査が健康保険で出来る時期?)となった。 そこで、受付にその旨を伝えて、健康保険証を出した。 (通常は、健康保険・非適用なので、保険証は持ち歩かない。)

 

   ―――――――――――――

 

さて、看護師に呼ばれて物療室に入ると、既に点滴の準備が出来ていた。 私が椅子に腰掛けると、看護師は私に

 

 

   「最初に血を採りますねぇ」

 

 

と言って、駆血帯・アル綿・針・真空採血管(3本)等の採血道具一式を持って、点滴の反対側の腕に寄って来た。 私は、

 

 

   「(オイオイ、今日は2回刺しかよー)」

 

と思った。 見ると、点滴セットに三方活栓は無かった。 まぁ、2度刺し(=刺し直し)が無かったので、良しとしよう・・

 

   ――――――――――――――

 

こうして無事に採血が終わり、翌週には検査結果が出たので、点滴終了後、医師による説明を受けた。 先ずは、結果を披露しよう。

 

(基準値のMは、男性を表す。)

検 査 項 目

成  績

単 位

基 準 値

目 標 値

総蛋白

L       6.4

g/dL

 6.7-8.3

 7.5

蛋白分画

全基準値内

 

 

 

尿素窒素

H       28

mg/dL

 8-22

 

クレアチニン

     0.94

mg/dL

 M 0.61-1.04

 

尿酸

 L            3.3

mg/dL

 M 3.7-7.0

 4-6

肝臓関連

下記以外基準値内

 

 

 

CK

 H           530

U/L

 M 50-250

 

血球関連

全基準値内

 

 

 

血糖値

      94

mg/dL

 70-109

 

ミネラル類

全基準値内

 

 

 

 

この結果を、O医師は次の様に評した。

 

   「総蛋白が低く、尿素窒素が高いのは、蛋白質を十分消化出来ていないため。 その足りない分を自分の筋肉から使っているので、CK値が高い」

 

と。 そして、次の様に訊いた。

 

   「粉薬は、大丈夫ですか?」

 

と。 これに対して、私は

 

   「ハイっ、大丈夫です」

 

と答えた。 すると、O医師は、最後にこう呟いた。

 

  「(水素は、パーキンソンに効くんだけどなぁ・・)」

 

と。 それを聞いて、私はガッカリした。

 

 「(オイオイ、一体だれがパーキンソン病なんだい!?! 私なら、進行性核上性麻痺だって書いておいたろう!!!)」

 

と。 医師といえども自分が診た事のある(理解の出来る)病名でしか診断出来ないんだなぁ・・と思ってしまった。 或いは、パーキンソン病だと言う事にして、1回1,000円ずつ売り付けて、少しでも、高価な水素ガス発生器の元を取ろうと言うのか・・