ロッキーの夏 - 滞米生活、その8
運転免許を取得し、車も手に入れました! さあ、早速ドライブです。
私が暮らしたコロラド州北部の街・フォートコリンズはロッキー山の裾野に位置し、既に標高が1400mもあります。 休日には友人と誘い合って、よくロッキー山国立公園にピクニックに出かけました。
アパートから車で西に15分程走ると、道路に勾配が付いてきます。 すると草原に柵があり、道路を目の粗いグレーチングが横切っているのです。 ここが放牧エリアの境界で、蹄(ひづめ)を持つ家畜はこれを渡れません。 やがてHorsetooth Reservoir(ホーストゥースレジヴォエ、馬の歯貯水池)に来ます。 下記の地図で、街の西にある南北に長い湖がそうです。
(地図中、1~2段階程、ズームダウン(=マイナスをクリック)してみて下さい。)
尚、トランクに人数分の飲料水と毛布を入れておくのは、山をドライブする時の常識です。 山中で車が「万が一」故障した時のためのサバイバルですね。 私の場合は一人分ですけれど・・ (寂)
------------------------
湖の脇を通り山道にかかると、黄色い交通標識が見えます。 中央には飛び跳ねている鹿の影が描いてあり、その下には「Game Crossing」と書いてあります。 (下記URL)
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/P/PSP-PAGF/20171203/20171203222043.jpg
最初はこのGameの意味が分かりませでしたが狩猟動物の事でした。 標識の意味は「動物の飛び出しに注意」と言う所でしょう。 つまり大型動物と衝突し運悪くエンジン部分に損傷を受けると、上記の「万が一」となってしまうからです。 因みに、コロラドでは前方に動物避(よ)けのバンパーを付けた車を良く見かけました。
出発から1時間、段々と山が深くなり、道路沿いに渓流が見えてきます。 目的地は近くなってきました。今度は魚が飛び跳ねている標識があり、「No Bait」と書いてあります。 これは「生き餌」を使った釣りは禁止で、「擬似餌」(毛鉤やルアー)を使え・・と言う意味です。 魚は、鱒です。 Rainbow Trout(ニジマス)やGerman Trout(ドイツマス?)がいます。 尚、魚を釣るためには許可証が必要です。 (次回の日記に、乞うご期待。)
河原で平らな所を見つけて荷物を置き、ここを拠点として色々と遊びます。 そして、お腹が空いてきたら待望のバーベキュー! 皆でワイワイ、ガヤガヤと談笑しながらロッキーの大自然を満喫します。
以上、ロッキーの夏の一コマでした。