パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

グルタチオン点滴療法―12~14

 

さて、グルタチオン点滴は、4月後半は3回のみだった。 理由はGWである。 そのため、点滴の間隔が、最長7日間となった。 従来は自覚的な充実感は3~4日間しか続かなかったので、週2回の点滴が必要だったが、その継続期間を調べる機会である。

 

結論から言うと5~6日間、持ったのである。 ではその「充実感」と言うのは、どの様なものか? その対極にある「虚脱感」を考えると、分かり易い。 

 

例えば高熱で2日間寝込んでいたといよう。 何とか熱の引いた3日目の朝、トイレに起きた時の感覚が、それである。 足が地に着いている様な、いない様な・・ グッと手を握っても力が入る様な、入らない様な・・ 立ち上がろうとしてもフラフラする、立ち上がってもフラフラする。 

 

ま、以上が「虚脱感」の説明であるが、お分かり頂けただろうか? で、その対極にあるのが、「充実感」である。

 

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では、充実感かがどの様なものかお分かり頂けた・・として、その充実した時間が終わるとどうなるのか? それは、急な歩行障害である。 (決して「虚脱感」ではない。)

 

例えば、数分前まで、障害があるなりに歩けていたのが、杖に頼ってもヨレヨレになり、ADLが急激に低下するのだ。 

 

   「(こんなにヨレヨレでは、明日、O医院に行けるのだろうか?)」

 

と、読者のみならず、かく言う本人も不安になるが、一晩寝ると、何となく・・ある程度まで持ち直すのである。 勿論、「持ち直す」と言っても、元の「充実感」のレベルには届かない。 つまり、急にADLが低下してからの数時間を、どうやってやり過ごすかが問題となる。

 

え? その低下が、就寝直前ならベストだろう・・ですって??? 実は、これが大変なのである。 それは夜中に尿意を催した時、いつの間にか家の構造が変わり、トイレまでの距離が延びているからである。(汗) これが夢なら、早く覚めて欲しい・・(笑)

 

と言う事は実際には無く、数時間寝れば、ある程度は回復する。 即ち、就寝直前のトイレの時さえ気を付ければ、十分なのである。