パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

ショッピングモールにて

4月末からGWが始まる。 では、今年のGWの特徴は? 4月末の3日間(28、29、30日)の前半と5月3~6日の4日間の後半に分かれた事だろうか。 その前半に義妹からお誘いを受けた。 勿論、妻が・・である。 で、折角なので、私も誘われた訳である。 向こうも長女(私から見ると、姪)を連れて来る・・と言う。

 

待ち合わせの場所は、我が家から車で25分位のショッピングモール、時刻は11時半と決まった。 と言うのは、午後1時から三浦祐太朗山口百恵の長男)のライブ・ステージと握手会があるからである。 つまり、早昼を済ませて.良い場所を確保しよう・・と言うのだ。

 

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いよいよ、当日となった。 午前11時には出発しなければならない。 慌ただしかったが、何とか出発した。 所が到着5分位前になると、義妹からどの辺を走っているのか照会メールが入った。 妻は運転中なので、私が代理メールをしたが、土地勘が無いので、場所が分からない・・ 交差点には「〇〇市△△」とあるが、揺れる車内でそれを入力している間に、次の交差点に入ってしまうので、「今、(ショッピングモールの)駐車場に入りました」と入力して、モールが見えてきたタイミングで送信した。

 

しかし、大変だったのは、ここからである・・ 駐車場が満杯で、駐車スペースが無いのである。 勿論、建物に近い「身障者用駐車場」も満杯である。 結局、妻は私を建物近くに降ろして、どこか遠くに車を停めてから戻って来た。 妻の奮迅は、これだけでは終わらない。 それは、私のための車椅子の借用である。 実は、車椅子の借用・・と言っても、病院やスーパー、ホームセンター等の様に入り口に来客用の物が並んでいる訳ではなく、何処かに行って借りてこなければならない。

 

こんな事をやっていると、既に約束の11時半は過ぎていた。 モール内の地理に不案内な妻は、自分のいる場所を携帯電話で義妹に伝え、漸く会えた。

 

予定では、モール内のレストラン街の店舗でランチをする積もりであったが、どこも店外まで行列である。 GWの真っただ中に、(近所の)ショッピングモールに来て、並んで混雑する店舗でランチを摂る様では、「負け組」である。 他人の事は、言えないが・・

 

午後1じからのライブに良い場所を確保するためにも、我々には行列に並んでレストランで食事をしている時間も無い。 そこで、我々はスーパー内のイートイン・コーナーで、スーパーの商品(サンドイッチや稲荷寿司と牛乳)を購入して済ませた。

 

しかし、それでもライブ会場周辺は物凄い混雑であった。 ましてや、車椅子・・である。 仕方が無いので、私と姪は、一段下がって聴いていた。 彼は何曲か歌ったが、私が知っているのは母(=山口百恵)の「佳い日、旅立ち」位だった。

 

その後、CDを購入して「握手券」をゲットした義妹の握手を待って、現地解散とした。 彼女は感激して

 

   「もう、手は洗わない!」

 

と言っていた。