パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

露地イチゴ

病気の話題は4月中旬であるが、ほぼ1ヶ月遅れなので、現実には、5月中旬である。 そこで本来は「診察201804」であるが、旬の話題をお届けしよう。 それが、掲題である。

 

今年は植物にとって季節の巡りが1週間から10日早く、露地イチゴの開花も例外ではなく、5月中旬に「摘み取りイチゴ」の最盛期を迎えた。

 

畑に行くと、緑の濃い丸い葉の間から、深紅の宝石の様な実が顔を覗かせている。

 

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これを集めるのであるが、天気の良い日の夕方には、ボウルに3~4杯は採れる。 そこ大き目で欲熟しているものを集め、水で洗う。 もう、First Biteが待ちきれない・・

 

テーブルに置いて、その前にチャンと座り、1つを摘まみ口に運ぶ。 すると甘い香りが周囲を包み、口を閉じると甘酸っぱい果汁が口中に広がった。

 

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   「う~ん・・美味い!!!」

 

と声が出てしまう・・ スーパーで売っているイチゴもどきとは、全くの別物である。 

例えば、色。 スーパーのイチゴのヘタは鮮やかな緑だが、露地のはヘタの先まで赤い!

続いて、香り。 スーパーのは殆んど香らないが、露地のは部屋中甘い香りが・・

更には、食感。 スーパーのはゴリゴリ・サクサク。 露地のはプチッ・ジュワーッ!

極め付けは、味。 スーパーのは殆んど無味だが、露地のは甘酸っぱい果汁が・・

最後に、満足感。 スーパーのは何を食べたか分からないが、露地のは「食った、食った」と言う満足感が得られる。 これは、糖度の差による。

 

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しかし、1日4~5杯も食べていると、3っ日目辺りから飽きて来る。 それでもイチゴは、どんどん採れる。 そこで、プレザーブ・スタイルのジャムを作る事とした。 我が家で一番大きい鍋に、3kg入れるとてんこ盛りである。 これでは加熱出来ないので、手で潰して液を出す。 これに900gの砂糖を加え、レモン1個を絞り込み、レモンの白いワタ(ペクチンが多い)をスプーンで取って入れる。

 

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もうこの頃には、家中がイチゴの甘い香りで満たされる。 ここで、加熱を続けて濃縮するのであるが、量が多いので諦めた。 そのため、少しシャブシャブしているが、実用上は何の問題も無い。 

 

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ヨーグルトやトーストに添えると、もう「大ご馳走」である。