パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

リハビリ408―「調子、イイみたいっすねぇ・・」

 

さて、気功師による施術の翌日はリハビリの予約日だ。 前回、施術直後の1ヶ月間、体調が極めて優れていたのが、気功によるものなのか、検証するチャンスである。

 

そこで2018年2月の上旬、妻の運転で総合病院に出掛けた。 体調の目安は、先ずは、(自分用の空の)車椅子押しである。 正面玄関で車を降り、入り口の外来用車椅子を持ち、方向転換して自動ドアに向かった。 オォ、すくまずに進めた!

 

次の目安は、エレベーターぁら降りる時の後退歩だ。 と言うのも、① 何かを持って歩くのが苦手、② 後退歩が苦手、③ エレベーターの出口が隘路になっている、④ エレベーターの扉は一定時間後に閉まる事と、7階で降りる他の人が順番を待っている(ので緊張する)・・からである。 しかし、実際は「おっとっと」となりながらも、チャンと降りられつた。

 

最後の目安は、理学療法士であるI士の評価である。 リハビリ室に私をサポートしながら歩いて行くのであるが、その歩行の様子で私の体調が分かるので、この所。

 

   「体調は、いかがですか?」

 

と訊かなくなった。 この日は、私は体調が良かったので、堂々と歩いた。 するとI士は、施術途中に。

 

   「調子、イイみたいっすねぇ・・」

 

と評価してくれた。

 

では、気功は私の歩行障害に有効なのか無効なのか? 私の結論は、「分からない」である。 今回、調子はイイけれど、去年の11月程の効果は見られないし・・

 

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ただ、今回の施術で明らかに効果があった事があった。 それは、夜のトイレの回数の減少である。

 

それまで、就寝後、1~1.5時間おきにトイレに起きていた。 すると、一晩で5~6回、トイレに行く事になる。 所が施術を受けたその晩から、2~2.5時間になった。 すると、一晩で、2~3回になった。 これは、本当に楽になった。 

 

と言うのも、妻が気功師の施術中に、

 

   「あのぉ、主人が夜中に何度もトイレに起きるんですぅ・・」

 

と言っていた。 きっと、気功師が妻の要望を忖度してくれたのだろう。 だとしたら、実に不思議だ。