パーキンソン病/症候群の闘病記です。 同病の方々のご参考になれば幸いです。

idやURLのPSPとはパーキンソン症候群の中の進行性核上性麻痺、PAGFとはPSPの非典型例である純粋無動症の事です。

水難の相―2(Panasonicの調査)

 

すると、1時間程して、電話機が鳴った。 取ると、Panasonic(関連会社)の人だった。 

 

   「(オオ、早速にも来て、点検してくれるのか!)」

 

と思ったら、

 

   「今、立て込んでいて、(訪問が)明日になってしまうんですけど・・」

 

と!!! ま、仕方ないので、それでOKした。 すると、

 

   「明日の何時ごろ伺えるかを、朝9時から9時半にお電話します」

 

と言う。 ま、ビジネスパーソンとして良いマナーである。 更に、彼は続けた。

 

   「一応、点検料として1,500円、出張料として2,500円で4.000円、これに消費税を加えて、4,320円になってしまうんですが・・?」

 

と訊いて来た。 そう言われても

 

   「ハイ、それでお願いします」

 

と言う他は無かった・・

 

   ――――――――――――――――――

 

こうして、ほぼ約束の時刻に、バンに乗った男性がやって来て、パナソニック××サービス株式会社・〇〇支店のSと名乗った。

 

彼は早速妻から漏れの様子を聞くと、彼はコントローラーを操作して漏れを再現し、

 

   「1分間に1リッターですね・・」

 

と、漏水速度を評価した。

 

彼はエコキュートの所に行って電源を落とし、ドライバーで、上下に分かれている2枚の正面パネルを外した。 すると上部の中央に、断面がエコキュートの一辺を直径とし、正方形に内接する円、即ち、立体にすると円柱は銀色の断熱材に包まれ、存在感を醸し出している。 きっとこれが貯湯タンクに違いない。 更に、円柱の周囲を遠慮する様に、基板があったり細いパイプが走っていたりしている。

 

彼は、エコキュートの内部を良く調べ、妻と私の前で、こう言った。

 

   「ご覧の様に、エコキュートの内部は一切濡れていません。 ですから、漏れ(ている箇所)はエコキュートの後の配管だと思います。」

 

そこで彼が点検口から床下をチェックしたが、水たまりはおろか、濡れているズリすら無かった。