2017年(平成29年)を振り返って
さて、いよいよ2017年も残り十数時間となってしまった。 ここでこの1年を振り返ってみるのも、良い事だと思う。 そこで、私の今年の進行性核上性麻痺(PSP)の非典型例である純粋無動症(PAGF)を振り返って見よう。
先ず、私の病状であるが、私・個人としては、「僅かであるものの、進行している」と認めざるを得ない。 例えば、車椅子を利用する機会も増え、家の中でも杖や膝当てのお世話になり、自分で車を運転して出掛ける事も無くなった。 まぁ、この疾病が「緩徐進行性である」( http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2014/01/30/070719 )ので、仕方ない事のであろう。
では、そのPSP-PAGFの治療は? 「リハビリを主体にし、薬物療法を補助的に」(S医師)なので( http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2014/04/06/060629 )、
先ずは主体であるリハビリについて。
- ① 今年も保険証の切り変わりの6月上旬を除いて、毎週1回通った。
- ② 今年の1月から新館7階に引っ越し、場所も広く、室内も明るくなった。
- ③ 担当は、今年もI士であった。 ただ、ほぼ4回に1回位の割合で交替した。
- ④ 施術の中心は、ストレッチ・マッサージ・トレーニングである。
- ⑤ ADL、特に歩容の改善に効果あり。
続いて、補助的に行う薬物療法は?
- ① 1月は前年12月から服用開始をしたノウリアスト(20mg/日)の奏効が継続した。
- ② それでも体調は徐々に悪化、2月からノウリアスト最大量(40mg/日)になった。
- ③ 6月、ノウリアストを中止してみたが、調子悪い。 2週間で、②の処方に戻す。
- ④ 8月、FacebookでPSP患者に著効だった処方を試すが、無効。 2週間で、②に。
- ⑤ 10月、三環系抗うつ薬を試したい旨を申し出ると、「それは30年前の話し」として、代わりに(?)トレリーフ(25mg/日)を処方した。 安定するも、ノウリアストの時の様な「著効」は、無かった。
- ⑥ 11月下旬、トレリーフ最大量(50mg/日)の処方となった。
最後は、気功についてである。
- ① ほぼ2ヶ月に1回、施術を受けている。
- ② 施術直後から、1週間程、最長2週間程体が軽くなる。
- ③ 11月始めの施術では、「気を目一杯入れて置いた」ためか、11月は調子良かった。
( http://psp-pagf.hatenablog.jp/entry/2017/11/29/090029 )
その他のトピックとして、行政手続きを遡及しリストしよう。
- ① 4月、市役所にガソリン券の受給に行く。
- ② 5月、ハローワークに行き、「受給期間延長」の申請状況を確認した。
- ③ 6月、協会けんぽから、国民健康保険に加入した。(手続きは、市役所)
- ④ ③を保健所(県の機関)に報告した。(指定難病医療受給者証の訂正)
- ⑤ 7月、指定難病医療受給者証の申請を、保健所で行った。
- ⑥ 8月、後期高齢者医療保険に加入し、1割負担となった。(手続きは、市役所)
- ⑦ ⑥を保健所に報告した。(指定難病医療受給者証の訂正)
- ⑧ 12月、特別障害者手当の申請を行う。
- ⑨ 12月、⑥を受け限度額適用・標準負担額減額認定証を申請し、交付を受けた。(市役所)
- 10 12月、⑤が承認されたので、(同)受給者証を持ち、難病手当を市に申請した。
まぁ、色々あるもんだ。